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ぐっすりねんねアドバイス~4歳&1歳

こんにちは。赤ちゃんねんねサポーターHaruru助産院のはるるです。

今日は8年ぶりくらいに憧れの先輩助産師さんにお会いできました。
私が総合病院にいた頃のプリセプター(指導係)の先輩のプリセプターさんということ、子育て経験もあり、天使のような優しいタメになる指導を何度も見学させていただき、私の新人時代の憧れの人No.1!!

そんな素敵な先輩を発見できたのはInstagram!!
勇気を出して8年ぶりで覚えてなくてもいいやとDMしたのがきっかけで隣の県から私の自宅に会いに来てくれました♪

3人のママであり桶谷式の母乳ケアの助産院を開業しているので、開業助産師としても大先輩☆

その先輩からなんと4歳と1歳9か月の息子さんのねんねについてご相談していただきました。

ねんねの相談内容

・お子さま:11歳女の子、4歳の男の子、1歳9か月の男の子
【困っていること】
・ママと(いるときはパパも)一緒に寝室にいかないと寝てくれない。
・ママとパパが寝たふりをしないといけないので、寝落ちor途中でいなくなると起きてしまう
・全体的に眠りが浅く、きょうだい同士の寝返りや泣き声で起きてしまう
・子ども達が夜中に起きるので、ママはいまだに連続して5~6時間
 ぐっすり眠れたことがない。
・起床時間:6時30分 就寝時間:21時
・保育園での昼寝あり

【ねんねのアドバイスの実際】


①睡眠環境を整える


・ママと同じセミダブルのベッドにママ・息子さん2人で寝ているため、
お互いの寝相が影響して睡眠の邪魔をしてしまっている可能性がある。
・ママと同じ寝床=安心して寝れる寝床
 という習慣ができているので、眠りが浅くなったタイミングでママがいないと不安になって泣いてお知らせしてくれている可能性が高い。
→部屋が他にもあるとのことなので、将来のことも考え、子ども達それぞれのベッドを用意してきょうだいで眠れるように環境を作ってあげる。
→ママがいなくても眠れるように「ねんねのお供」を作って、ママが居なくても眠れたという成功体験を積み重ねる。
(男の子はミッション作戦が効果的なので、きょうだいで寝てもらうミッションをクリアする作戦をママもノリノリで取り組む)
・お部屋を遮光する。
→光漏れがないかを確認して、出来る限り遮光する。

②就寝しやすくするリズム作り


・就寝前のねんねのリズムづくりを一緒に考えお部屋の目に付く場所に貼る。
→ねんねまでの流れを見える化することで、まだ時計が読めなくてもイラストで描いた表を「次は何するのかな?」と子どもに考えてリズムを覚えてもらい寝室まで行く順序を習慣化する。
・17~18時には、過ごすお部屋の照明を普段よりも暗くして、オレンジ色のあたたかい光に調光して「夜」の環境にする。
・テレビなどブルーライトの刺激を就寝2時間前までにする。
→夜遅くまで光を浴びていると眠りホルモン「メラトニン」分泌を抑制してしまって眠りづらくなってしまう。

③眠れると信じる心

きょうだいだけで眠ってもらいたいという想いがあるので、
やっぱり大切なのは「子どもの眠れる力を信じる」ことです。
絶対眠れる!ママとパパの一貫した姿勢が大切です。
「ねんね」は生活習慣ですので、習慣を変えて新しい習慣に変えるということは、ある程度の時間を要します。
1~2週間前から。しっかりと「眠れるようになるとこんなにいいことがあるよ。」「ぐっすり眠れるように一緒に計画しようね。」と予告をして、心の準備をしたうえで一緒に親子で取り組むことも大切ですよ。

ねんね相談後の感想

・ネントレという言葉は知っていたけど、かわいそうなイメージやネントレをするまでではないかな?みんなこんなものかな?と思っていたけど、仕事もあるしそろそろ崖っぷちになってきて「はるるちゃんだから相談しようと思った。」
・赤ちゃんの母乳を頑張りたい場合には、細切れ睡眠は当たり前だと思っていた。
・赤ちゃんの睡眠について、もっと早く知りたかった!!巻き戻したい。

赤ちゃんが自分の力でぐっすりと寝てくれたら、日中もこんなにご機嫌なんだね。と我が家の末っ子の様子を実際に見て、ネントレを正しく知ることが大切なんだねと言ってくれました。

まだまだ、赤ちゃんを育てるママ達には「おっぱい神話」ならぬ「赤ちゃんのねんね神話」が存在していると私は思います。
「赤ちゃんは夜泣きするのが普通」
「ママの細切れ睡眠は当たり前」
「赤ちゃんを一人で寝かすなんて可哀そう…」
などなど…

赤ちゃんのねんねを正しく知ると「子育て人生が変わります」
私自身がそうだったので声を大にして伝えたい!!

全てのママに…助産師さんや赤ちゃんに関わる全ての人に…
正しい「赤ちゃんぐっすり睡眠学」を広めるのが私のミッション!!!

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