メンタルってどうやって鍛えるの?

「メンタルってどうやって鍛えるものなんだろう。」、「そもそも鍛えるものなのかな。」、以前からの疑問でもあり、最近になってさらに強くなった私の疑問であり、答えを探しているテーマの1つです。
先日、県内の14歳以下の選抜大会があり、昨年度優勝チームである私の市の選抜チームは2連覇を掛けて出場しました。連覇を掛けて挑むうちの選抜チームのスタメンには私のチームに所属する2年生エースの2人と1年生レギュラー1人を含む3人が起用されました。チームとしては順調に準決勝まで進みました。結果としてはフルセットで負け第3位で大会を終えました。その中で1番強く感じたのが、私のチームの2年生エースのメンタルの弱さでした。それが顕著に現れていたプレーが、終盤の勝負所でのスパイクミスや自分のミスからの焦りや苛立ちが態度に出たりなどです。気持ちに余裕がなくなり、完全に潰れている様子でした。
この「メンタルの弱さ」、これは性格的なものであったり、育ってきた環境というものもすごく影響しているのかなとも思います。どうすれば「メンタルが強い」選手になれるのだろうか。そもそも「メンタルが強い」選手とはどんな選手なのか。私の中では、どんな状況下でも自分のベストの力を継続して出せる選手なのかなと考えます。また、接戦や苦しい場面になればなるほど試合を楽しみながら力を存分に発揮できる選手も「メンタルが強い」選手に該当すると思います。
どうすればメンタルが強くなるのか。普段から接戦を意識してプレーするだとか、接戦が多いチームと練習試合を重ね経験を積ませるだとか方法は様々だと思います。1日、2日で解決したり成長したりできるとは思いません。そんな中でも私が思う1つの方法は「自信を付けてあげる」というものです。子供たちが弱気になってしまう原因の1つには、必ず「自信がない」であったり、「もしミスをしたら」、「スパイクが決まらなかったら」などの不安要素が必ず含まれているはずです。それをなくすには「自信を付ける」ことが必要になってくるのかなと思います。「自信を付けてあげる」具体的な内容については、こちらが褒めることも大切ですが、何よりも自分が「イケるな!」と感じたり「通用するな」と手応えを感じさせてあげることなのかなと思います。ここで大事なのが、練習メニューの工夫です。楽しく、時にはしっかり追い込んであげて、サーブ1つ、スパイク1つでもいろんな状況を経験させてあげることが必要なのだと思います。
とは言ったものの、私がその環境を整えてあげれていないから実際に子供たちはまだ勝負所で力を発揮できる選手には育っていません。まずは私が上手にそういう環境を整えてあげなければいけません。1番いいのは、「自ら考え」、「楽しみながら」、「成長し」、「勝つ」バレーができることです。その中で、今後はこの「メンタルを鍛える練習」が1つの大きなテーマになってくるのかなと思います。まだまだ私も勉強し続けなければなりません。

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