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常温オンリーの自販機も増えてほしい

街中で最近気が付いたことで、常温ドリンクを設置している自動販売機をよく見かけるようになりました。自販機だけではなく、コンビニでもわざわざ「常温です!」と力強いポップでアピールする常温ドリンクを置いていることが増えました。

コンビニは常温ドリンクの設置コーナーが増えても大して電力節約にはなりませんが、自動販売機の方は多少は必要電力を減らせるでしょう。ただ、同じ機械の中でホットもクールもあれば、大して変わらないかも知れません。いっそのこと、自販機1台まるまる常温のタイプに置き換わっていけば、消費電力は結構減るはずです。

自動販売機1台当たりの消費電力は、暖めるにしろ冷やすにしろ、外気温に左右されます。熱いときには冷たい飲み物、寒いときには温かい飲み物が求められるのですから、外気温との差が大きいとその分も電力消費が増えます。

街中、特に都心部にはたいていの場所で見渡せば2台、3台の自販機が目に入ります。それら全てでホットもクールも取り扱っているのですから、結構電力効率は悪くなります。3台並んでいるなら1台はホットのみ、1台はクールのみ、1台は常温のみ、という形で揃えてもらえればと思いますが、自販機の設置者にしてみればそんなことも出来ないのでしょう。

自販機の台数ほどではなくとも、コンビニもスーパーもドラッグストアもたいていの場所において少し歩けば見つかります。それらのお店でもホット・クール・常温の各種ドリンクを売っていることを考えると、自販機が本当にそれだけ必要なのか、それだけの電力を消費するべきなのかとも思ってしまいます。

自販機の前を通る人のうち、何人に一人の割合でその自販機で購入するでしょうか?

いっそのこと常温オンリーの自販機なら、ソーラーパネルのみでも動作可能かも知れません。決済と出庫の動作さえすれば良いのですから。

あるいは、2台並んでいるような自販機で、コンプレッサーや加熱装置を共用できないものでしょうか。いちいちそんな改造や新機種を作っていたら利益にならないとも思えますが。

ともかく、減らせるエネルギー消費は減らすべきで、何とかならんもんかなと、自販機がいくつも並んでいる場所を見ると考えてしまいます。

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