今できることは、昨日までしてきたこと

人間、突然に新しいことなんて出来ない。今できることは、昨日までしてきたことの終点で、そしてこらからやっていくことの起点。やっていなかったことを、これからやろうというのは、絶対に出来ない。

ただし、これには考えてきた事も含まれると思う。ず〜っと考えてきたけれど、時間がなくて出来なかった。それなら時間ができた今に始めることは出来る。そして、始めるには準備が必要。いきなり何かを始めても、結局のところ壁にぶつかってしまう。

時間だけが、始めるにあたっての障害だったのだろうか?お金か?気持ちか?環境か?そういった障害を全てとは言わないまでも取り除いてやる必要がある。でなければ、すぐに立ち止まってしまうからだ。

僕のキャパは圧倒的に小さい。仕事が忙しかったり、人と会う機会が多かったりすると、すぐに自分が埋まってしまう。だから、いつもある程度のゆとりを作るようにしている。

その代わりと言ってはなんだが、圧倒的に、そして散発的に継続する癖がある。ギターは大学以来ずっと弾いてるし(たとえ一曲とは言えども)、中国語は中国に来て以来ずっと勉強してる(まだ一般会話+アルファ程度だけれど)、絵も好きだから描いている。散発的だから、圧倒的集中力を持った人と違って、そんなに上達はしないのだけど、継続だけはする。この辺りは、あと50年は続けるつもりだから、死ぬ前には今より少しだけ上達していると思う。

Noteは、、、どうなるかわからないけれど、色々なところで書き散らしているから、書くということはやめないと思う。これは、高校時代の文芸部から始まっている。

僕が思うのは、形になるかどうかは問題ではないってことで、やりたいことを思いついた時にちょっとだけ、ちょっとづつかじり続けることが大切ってこと。それらの一つ一つが自分の大切何かになっていく。自分の気持ちを満足させ、自分を形作る素材になる。それは誰にも出来ないことで、自分にしか出来ないこと。

それは、歳をとって良いと思えることの一つでもある。生まれた理由を一つ一つ消化していくことでもある。最後には何が残るのだろう。きっと、なんにも残らないのだ。

今できることは、昨日までしてきたこと。
きっと自分の中に存在する。

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