発展途上の国ルワンダ🇷🇼

私は大学3年生の夏休み、1ヶ月半ルワンダで過ごしました。
ルワンダで小学校の支援をしているNPOに、インターンとして受け入れていただきました。
本当にたくさんのことを学んだので、少しずつアウトプットしていきたいと思います。

タイトルに書いた「発展途上国」という言葉に、みなさんはどんな印象を持っていますか。
「貧しい国」「支援が必要な国」「かわいそうな国」
「先進国が優れていて、発展途上国は劣っている」
どちらかというとマイナスな印象を持っている人が多いのではないでしょうか。

確かに、私が1ヶ月半ルワンダという発展途上国に滞在してみて不便だと感じることは多くありました。
でも、それ以上に感じたことは、未来への可能性です。

ルワンダでは、
日本のように物がたくさんあるわけではないけど、あるものを大切に使い、工夫して長く使うこと。
助け合いながら暮らすこと。
そして1番強く感じたのは、みんな前を向いていて温かいこと。

反対に日本では、
簡単に物が手に入る一方で、それを大切にできない。
周りの人のことを考える余裕がない。
電車に乗れば、疲れ切った顔をしている人々。
豊かになったから得られたものがある一方で、失ったものも多くあるのではないかと思います。

これは日本で生まれ育った私のないものねだりで、ルワンダの人々は先進国のようになることを望んでいるかもしれません。
それでも私は、ルワンダなどの発展途上国には、先進国の真似をするのではなく、本当の意味で豊かな国になってほしいです。

まだまだ国が完成していなくて、不安定な部分も多い発展途上国。
でも私は、完成していないからこそ、未来への可能性がたくさんあって、彼らならその可能性を実現させていくことができると信じています。
そして先進国は、それぞれの国の文化や良いところを大切にしながら、彼ららしく進んでいくことができるような支援をすることが必要です。

発展途上国は「発展途上の国」。
滞在中にお世話になった方々、そしてその家族や友達、みんながより豊かに暮らすことができますように。

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