『複利で伸びる1つの習慣』が名著

毎日1%成長すれば1年で37倍に成長する

これが複利の力であり、本書の主題でもある。
ちなみに複利の計算式は以下の通りなので、覚えておくと良い。僕は初めて知りました。

元本×(1+年利率)^n(n=運用年数)

つまり、年を日(=365)に変えると、1*(1+0.01)^365 で 37.7834343329... になる。複利すごい。

ということで、毎日1%の成長をしよう。そのためには「良い習慣」を身につけることが大切である。さっそく良い習慣の身に付け方を見ていこう。

まずはなりたい自分を決める

「何がほしいか」でも「どうなりたいか」でもなく、「どのような人になりたいか」を考えることが大事。

日々の習慣やひとつひとつ行動自体には実は「良い/悪い」はない。
たとえば、朝からステーキにかぶりつくという行動も、モリモリマッチョマンになりたいのならOKだが、スリムな体型を手に入れたいなら控えたほうがいい。

なので、自分はどうなりたいのかを決めることからはじめよう。

結果、プロセス、アイデンティティ

体重が3kg減った。営業成績で一位になった。
という結果をみんな欲しがるのだが、結果を追い求めるだけでは習慣が身につかない。達成された瞬間がピークとなり、あとは下り坂を落ちていく一方のリバウンドが始まってしまう。

結果は設定した目標とはほとんど関係なく、取り入れた仕組みに左右される

結果を導くためのプロセスが仕組みである。

なので、
自分はどうなりたいかを決め、その仕組みを習慣化する。それによって結果が生まれる。

目標を決めずにプロセスを決める

健康になりたいのなら「階段が目に入ったら階段を使う」。
これが基本のカタチ。「もし〇〇ならXXする」と決めておく。

「朝起きて顔を洗ったら10分間瞑想する」というように、状況とやることを具体的に決めておく。

たとえ結果がついてこなくても、プロセスにたいして「行動できたか/できなかったか」だけをチェックする。

注意点は、現在の生活習慣とあまりにかけ離れたものだと達成が困難になる。
たとえば、「帰り道と反対方向のジムに通う」という仕組みは、現在の「家に帰る」という習慣とセットになりにくい。
理想は「現在の習慣にプラスアルファ」できるやり方がいい。

そして、新しい行動が習慣化されたら、さらに新しい習慣を組み合わせていける。

まとめると

・自分はどうなりたいのかを決める
・なりたい自分になるための行動を考える
・日々、行動できたかどうかをチェックする
・現在の生活習慣にプラスアルファできる行動を取り入れる

という感じです!
それでは!


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