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160名超に対して、ONLINEで研修をやってみた。

先日、160名超のONLINE研修を行う機会がありました。

ZOOMでの実施で、ZOOMのブレイクアウトセッションなどのオペレーションはクライアントの担当者の方が行いました。(ありがとうございました!ちゃんとオペレーションしてくれる人がいると助かりますね)

最初は、160名以上か、、、さて、どうなるかな?と、心配な部分もたくさんありましたが、結果的には、なんとかうまくいったな!という印象です。

それまでに、10名程度、20名弱、30名弱、60名弱というさまざまな規模での
ZOOMによる研修を実施する機会がありました。

しかし、160名となると、リアルの集合研修ではちょっとタイヘンです。
実は、このクライアントでは、昨年は140名弱でリアル研修で実施しました。タイヘンでした(笑)、、、会場を歩き回るのが(笑)。

今回、160名超で実施してわかったことは、
ONLINE研修は、30名でも160名でも、研修効果は同じように創出できるということです。

数名だとちょっと違うかもしれませんが、30名を超えると一緒です。

PC画面には、最多で40数名の顔をギャラリービューで表示できます。
人数が増えると、ページが増えます。それだけです。

そんなに人数がいたら、受講者の研修への集中度や研修効果が低下するのではないか?
そんなふうにお考えになる方もいるでしょう。

でも、大丈夫です。
なぜか?

受講者にとっては、1対1なんです。

人数が多くても、受講者にとっては、講師と自分の1対1。
自分に対して、語りかけている、説明しているということなのです。

つまり、集合研修でありながら、パーソナルな研修にもなっているのです。これは、ONLINE研修の素晴らしいメリットです。
ONLINEでは、受講者はパーソナルな空間から研修に参加しています。
つまり、自分の空間、自分自身で研修に参加できています。

でも、リアルな集合研修では、そうはいきません。
会社の中で、もしくは研修施設などのオフィシャルな場で
研修に参加しています。今までは当たり前のことでした。

でも、ONLINE研修は、オフィシャルとパーソナルの丁度良いバランスの中で研修に参加できるのです。自分のペースでリラックスした環境からの受講できます。受講者にとって、他の参加者が何人いようがあまり関係ないのです。研修提供側がこれを理解していると、とっても研修をやりやすくなります。あたかも、誰かひとりに話すように、160名に語り掛ければよいのです。

もちろん、飽きさせない工夫もいくつかしました。
ブレイクアウトセッションもたくさん取り入れています。
受講者同士で話ができるようにしました。

頻繁に、ひとりひとりに対し、全体共有の場で意見を聴きました。
どんどんアットランダムに指名していきます。
いつでも自分が指名される可能性がある状態です。

画面を見ながら、この人、集中切れているかな?と見受けられる人を
たくさん指名しましたが、皆さん、的確に対応してくれました。しっかり研修に参加してくれているのです。
受講者にとっても、160名の前で発表するというプレッシャーは感じていないようでした。

50名から、200名くらいまでは、ZOOMでいけちゃいます!
200名を超えると、傍観者になってしまうかも知れません。
その場合は、ブレイクアウトセッションをたくさん取り入れたり、
あらかじめグループを作って意見共有する機会を増やす必要はありますね。

ONLINE研修は、会場準備が要らない。
いろんな場所から参加する場合でも交通費が掛からない。
ひとりひとりが、集中して参加できる。
いろんなメリットがありそうです。

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