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日記47 2023_0507-0513

こんばんは。週に1記事くらいのペースでざっと日々の出来事や雑感を書いてます。
連休明けのしんでーウィーク。

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写真はその週に撮ったものを1枚。西麻布の現場から。

20230507(Sun)
深い眠りからすっきり目覚めて、掃除と日記の打ち込み、読書、作り置き料理をゆっくりとこなしていく。心穏やかなまま、じんわりとギアを日常モードに変更していく。連休とのお別れをショッキングにしないための処世術。
雨の日、雨音を聞きながら部屋に篭ることを幸せに感じる。雨によって、外の世界と自分の部屋との境界がくっきりと出現し、1人だけの時空が強調される。晴れの日の部屋よりも独りになれる。自由。
GWの締めくくりに映画の1本でもと『リズと青い鳥』を鑑賞。軽やかで重たい。フワフワプカプカでドロドロ。そんな複雑なトーンが好き。みぞれちゃんは最高。

20230508(Mon)
連休明けの雨降りの月曜日。ちゃんと出社した今朝の自分が眩しい。凄まじいことを為している。
本当に久しぶりに御茶ノ水駅に降りた。明大通りを神保町方面に向かって歩くと、たくさんの楽器屋さんが建ち並んでいる。店内を覗くとちらほらと若い人たちが楽器を眺めている。大学生であろうか。向こうには希望がいっぱいの新しい扉を、今まさに開こうとしている瞬間だ。当然、わかりやすく、キラキラしている。それがこちらまで伝染してときめく。
夜にドラマ『日曜の夜ぐらいは…』2話を観る。サチの台詞がすごかった。「こういう時、私は言葉にしないでずっと乗り越えてきたのに。喋りたい。…喋りたくなってんじゃん私。だから友達とか出会うの嫌なんだよ。」こんなにも、”友達という存在”を切実に表現した台詞はないと思った。これからすごいことになりそうだと期待できるドラマ。

20230509(Tue)
仕事終わりの電車。向かいの座席で女性2人がお互いに肩と頭に寄り添いあって眠っていた。なんだかとても美しくて微笑ましくて、5分だけでいいから時よ止まれと思った。時よ止まれと強く思うとき、いまだに絶対にドラマ『SPEC』の一十一(ニノマエジュウイチ)を思い出す。そしてたまに指パッチンをしてみる。

20230510(Wed)
とある欲望、自分の日常にとって害のある欲望にとらわれる瞬間がある。なかなかの頻度で。その瞬間、自分の世界は情景も風景も失われて薄暗くなり、広がりもなくなる。強制的な欲望との対峙。自分は上手く回避するための術をいまだ獲得できておらず、たいていがその欲望に屈する結果となる。なんとかしたい。けれどその欲望発生の原因を考えてみても、これまでの生の歩みの軌跡が複雑に絡まり合っていて、わかりやすい答えに辿り着くことができない。対峙してしまったときのコントロール不能な恐怖や脱力感。屈してしまったときの後悔ややるせなさに、どれだけの時間を奪われてきたか。これから、この果てなき戦いとどう向き合っていけばよいのだろう。体と心がボロボロになってしまう前に、なんとかしなければならない。唯一の光は、好きな人と多く時間を過ごす生活をしているときは、この欲望に襲われることが少なくなるという経験。強い引力に抗するには、強い惹きつけられ。

20230511(Thu)
気持ちが沈んで、自分が嫌で、きつくて、不安で、淋しくて、でも何も変えられない。
そんな状況でさえも、重く受け止められなくて、ずっと軽いままだ。それも嫌だ。
セブンイレブンの「ひとくちずんだ団子」がはちゃめちゃに美味しい。

20230512(Fri)
夜に友達とご飯を食べながら他愛のないおしゃべりをした。沈んでいるとき、こういう時間のおかげで流れ出すなにかがある。大切な時間。
居酒屋「わん」に行ったのだけれど、お通しが学生時代と変わらず、謎のパリパリが載ったサラダで、なんだかとても嬉しかった。変わらない尊さ。おかわりは有料になっていたけれど。
元気を出すためにアニメ『明日ちゃんのセーラー服』を見返すことにした。

20230513(Sat)
現実がぼんやりしていて薄暗くて、それでいて凝り固まっていて、特に記すこともない。
現実と自分と、チューニングが合わない。
評価とか、嫌だなあ。
なにかありふれたもので、強力なスイッチになるものがあったらいいのだけれど、そんな都合のいいものは簡単には見当たらない。
蚊取り線香の香りとか?
なんとなく入った商店街の魚屋さん。美味しそうな煮付け(なんの魚だったか忘れてしまって悲しい)があって、おじさん曰く3日くらいは日持ちするとのことだったので、明日の晩ご飯用に購入。ささやかな楽しみでつなぐ。

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