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日記3 2022_0612-0625

こんばんは。週に1記事、もしくは2週に1記事くらいのペースでざっと日々の出来事や雑感を綴りたいと思います。(早速週1ペース乱れたり…)

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写真はその週に撮ったお気に入りの写真を1枚。田端駅。鉄骨アーチの架構材がとても可愛い。調べるとかつてレールだった鉄を使っているのだとか。素敵。


20220612(Sun)
日中は資格勉強。左手が使い物にならないストレスフルな日々が続く。
夜に友達に誘われて展示会とご飯へ。友達が、友達を別に1人連れてきて、僕に紹介してくれたのだけれど、友達の友達というポジションの人がどうにも苦手すぎるきらいがある。シンプルに初対面の人の方がよほど上手くやれる。なぜだか距離の詰め方がまったくわからなくなる。どうにかならないものだろうか…。帰りの電車、友達だけが別の電車で、僕と友達の友達が同じ電車という厳しい状況になる気配がしたので咄嗟に嘘をついて改札前で離脱。ちょっと昔であれば、そういうシーンも苦手だけど頑張っていた気がするが、今はできなくなっている。退化。やや自己嫌悪になる。

20220613(Mon)
朝から病院へ。骨が削れた指が、アルミのシーネ固定(アルミの棒を掌まで通し固定するやつ)から、マレットスプリント(樹脂でできた硬いフィンガーキャップみたいなやつ)に変更。痛みは相変わらずだけど、見た目がかなり軽傷な感じになったので気が楽になる。医療器具のビジュアルデザインってとても大切なのだなと思う。
仕事終わりに映画「犬王」を鑑賞。”親の望み”や””時代の望み”に迎合せず、自らの望む生き様を全うすること。その尊さと難しさが美しく表現されていた。構成もややメタフィクション的になっていて大変好み。野木亜紀子さんはすごいな。

20220614(Tue)
仕事の現場が近かったので、合間を縫って東京オペラシティ アートギャラリーへ。「篠田桃紅展」。名前と、習字の人という認識があるくらいの状態でフワッと足を運んだのだけれど、これがものすごい展示だった。記号とか型にとらわれない、美しさへの本能のみを研ぎ澄ました故に現れる、生々しい筆の呼吸。作品に対して緊張してしまうというなかなかない体験ができた。

20220616(Thu)
仕事が遅くからのスタートだったので、朝から映画「カモンカモン」を観る。常に、明白ではないこと。わからないに気がついた時に、結論づけずに保留すること。それをゆっくりと肯定すること。深い呼吸をするような感覚と近い鑑賞体験。とても良い映画でした。
ここ最近劇場で観たい映画が多すぎて忙しい。

20220617(Fri)
仕事で現場が動いている富士市へ。新幹線移動はとても好き。新富士駅まで1時間ほどだけど、かなりの気分転換になる。普通電車やバスでの1時間とはまったく違う感覚を味わえる。不思議。”かなりの距離を移動している”という肌感覚のあまりない理解が、1時間という実感を超えて、脳に刺激を与えている結果だとしたら、これはすごく面白いことなのではないかなどと妄想。
夜は富士市のいい感じの居酒屋に適当に入り、「冷燻」という料理を初めて食べる。大変美味。

20220618(Sat)
日中を富士市で過ごす。今回はあまり綺麗には見えなかったものの、富士山を近くで目にするといつも”富士山が近くにある生活”の豊かさに思いを馳せる。きっと、暮らす人々、主に大人たちの、心に与える何かしらの大きなパワーはあるに違いない。僕が子供の頃過ごした場所からは、駒ヶ岳というご立派で火山活動によって歪な形をした山が見えていた。が、いかんせん子供だったため、大したパワーは受けとっていない。
現場に向かう道中、富士山の麓、伐採の風景を車の窓から目にする。自然と人間の力がぶつかり合って発生した生々しい映像が脳裏に焼き付けられる。
東京に戻って少し時間があったので都現美へ。建築家・吉阪隆正の展示「パノラみる」。学生の時かなりハマっていた建築家の1人。仕事を心から愛していた人の作品に宿る膨大な熱量に勇気づけられる。八王子セミナーハウスが懐かしすぎた。
夜は建築学生時代の気の知れた友達たちとの飲み。いい笑い方がたくさんできる貴重な時間です。

20220619(Sun)
日中は資格勉強。夕方に「劇場版 からかい上手の高木さん」を観る。西片と高木さんだからこそ!な最高の告白で、とても良かった。劇場版での大団円には、終わるための大仕掛けとか、変わるための痛みみたいなものが、少なからず必要だと思うのだけれど、それらの塩梅というか、テレビアニメから続いていた”ちっぽけだけど2人にとっては重要”みたいなものがしっかり丁寧に守られていて良かった。
夜は新橋で非常に美味なニハリを食す。スパイスカレーでかく汗は格別だ。

20220620(Mon)
会社で、現時点では会社として手をつけていない領域の開墾役を命じられる。怪我で体の自由が効かない僕への、会社からの粋な計らい。その温かな優しさが、骨身に沁みます。骨が削れているているので…。結果で恩返しすると心に誓う。

20220623(Thu)
仕事が忙しい日が続いたが、ようやく夜で一区切りがついた。友達と赤羽で飲み。その子からは8月にジャニーズWESTのライブにお誘いされていて、それに伴って予習をしておいてほしいと、大量のCDとライブDVDを押し付けられる。思えばこうやって、オススメのアーティストの音源を大量に押し付けたり押し付けられたりっていうのは、今やジャニーズとハロプロでしか発生しないイベントかもしれない。あと山下達郎。僕が中学生の時なんかは、身近に1人はBUMP OF CHICKENを布教する人が必ずいた気がする。

20220624(Fri)
テレビアニメ「古見さんは、コミュ症です。」の最終回を観る。登場人物それぞれが強烈なキャラクター性をもった作品で、この人が登場したらこういうくだりになると予想できるタイプのアニメ。その予想可能性が不快ではなくとても心地よいと思えるほど、素敵なキャラクターたちでいっぱいのアニメでした。

20220625(Sat)
夕方に映画「恋は光」を観る。主人公である西条を中心に、4人の主要人物が思わず「えっ」とか「おっ」となってしまう、正鵠を射られる瞬間のシーンがたくさんあって、それぞれの機微の表現が素敵すぎた。予想外の瞬間的無垢状態であるからこそ、細かな動きや間合いから滲み出てしまう感情。それを巧く演じきっていた。すごい。僕も北代と釣りしたすぎる。
それにしても映画観すぎ。

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