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毎週月曜日の占い

毎週月曜日の12時過ぎに良くネット上で話題に浮上するワードがある。

「しいたけ占い」だ。

最初にこのワードを見た時は、しいたけの占いなんて不思議な占いがこの世の中に存在するもんだなと感じたくらいで、その存在を深く知ろうと思わなかった。

しかし、去年の夏頃に仕事の同僚から「しいたけ占い見た?」と声をかけられ、初めて実際にサイトを開くに至った。

そして今では毎週月曜日の仕事の昼休みに目を通すのが習慣になっている。

私はもともと占いが好きだ。
実際に占い師さんに手相占いや算命学で占ってもらったり、ネット上の恋愛占いを開くこともよくある。

なぜ占いが好きなのか。
それは私の性格が大きな影響を及ぼしていると感じる。

私の性格は、占い師さんに「石橋を叩き割っちゃうほど」と言われるくらいに慎重で、失敗をあまりしたくない性格である。
時にこの慎重さが功を奏すこともあるが、失敗を恐れてしまい、挑戦をするための初めの一歩が踏み出せないということがよくある。
そして、失敗をしたくないがために、最初から正解の道に進めるなら進みたいと思い、未来を予測できる占いに縋ってしまう傾向がある。

占いはあくまで占いであり、未来を正しく予言してくれるものではないということは自分でもきちんと理解している。
だがそれでも失敗を恐れるがあまり、事前に知ることができるのであれば、起こり得る未来を占いで知っておきたいと思ってしまうのだ。

話をしいたけ占いに戻すと、私がしいたけ占いを好きな理由は2つある。
1つは、自分に語りかけるような形で書いてあることである。
今週起こり得ることについて、より自分事として捉えることができ、その世界観に引き込まれる。

そして2つ目は、基本的に前向きなことしか書いていない点である。
注意点や今週気をつけた方が良い点も書いてあるが、どんな文章でも最後は基本的に前向きに捉えられるような形で書いてあるのだ。
毎週月曜日、誰しもが憂鬱に感じてしまう週の始まりの日に、少しでも頑張ろうと思えるような言葉が書いてある。
しいたけ占いの言葉にちょっと勇気づけられた状態で、1週間を始めることができるのだ。

占いを信じすぎるがあまり、知らず知らずのうちにその占いが予言する未来を実現できるように自分が行動してしまい、その占いが「当たる占い」だと錯覚してしまうのも、あまり良くないとは思う。
だが、前向きな形で未来を予言してくれているなら、その占いを信じて、自分に暗示をかけて、その前向きな未来になるように動いても良いと思うのだ。
特に私はネガティブで、良くない未来を想定しすぎてしまう傾向があるため、ポジティブな未来になるように少し占いを信じて行動するくらいの方がちょうど良いのだ。

さて、去年発表された2022年上半期しいたけ占いでは、「2月まではもがく時期で、2月中旬から落ち着き、3月からは迷いがなくなり責任段階が一段階あがる」と書いてあった。(内容を見れば私が魚座だということがバレてしまうが…)
実際にどうなっているかというと、去年から今年1月まで仕事の環境や職種に非常に悩んでいたが、2月から職種が変わり、仕事のやる気も上がり、新たな学びや環境を楽しむことができている。そして、3月から新たに任せてもらうことも見えてきて、方向性が少しずつ見えてきたのだ。

しいたけ占いをまた信じたいと思う要因が増えたが、自分が今前向きになれていて、今後の未来も楽しみに感じることができているのなら、それも良しとしよう。

今後も私が毎週月曜日のお昼にすることは決まっている。

そう、しいたけ占いをチェックすることだ。

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