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偏愛リストの根底にある想い

はじめまして。ぐっちと申します。
初めてNote書くかつ、ビジネス文章でなく自己表現としての文章となると途端に作文レベルになってしまいますがご容赦ください。

企画メシ最終回の感想

タイトルの「偏愛リストを作った理由」に触れる前に、まず企画生の発表を聞いた感想を言わせてください。

カッコよかった。
弱さを認めて、それでも一歩踏み出そうとする姿。
これをやっていくんだ!という決意に満ちた表情。
ただただカッコよかったです。

そんなカッコいい姿を見て、僕もみなさんに伝えたいことが湧き出てきたので、ここに記します。

なぜ偏愛リストを作ったのか

偏愛。ただの好きのレベルを超えて大好きなもの。

僕は相手の偏愛の話を聞くのが大好きです。
同じものが好きで共感し合う瞬間も、未知の世界を教えてもらう瞬間も最高に楽しい。
よく偏愛リストを見て「この人にはこの話聞いてみたいな~」って妄想してます。
他者の偏愛を偏愛してると言えるかもしれません(ちょっと何言っているか分からない)

偏愛はお互いを理解するきっかけにとてもちょうどいい。
普通の自己紹介だと淡泊すぎる。
でも人生相談とかするには関係が浅すぎる。
そこで偏愛。
ちょうどいい一歩踏み込んだ自己開示。
これによって一気に仲が深まるところを何度も見てきました。

だから今回の企画メシでは偏愛リストを作ろうって決めてたんです。
相手の大好きを知ることを通じて、より企画生同士の理解が深まることを願って。

そしてこの取り組みにはもっと根底にある想いがあります。

もっと理解のある世界を創る

これは僕個人のミッションです(あまり人に言ったことはない)
なぜこの考えに至ったのか、次章でお話します。
少し長くなるので、一旦偏愛リストを作った理由だけで十分という方はここまでで大丈夫です!
続きを読んでくださる方はもう少しお付き合いください。

なぜもっと理解のある世界を創りたいのか

簡潔に言うと、理解の無いコミュニケーションによって悩むことが多かったからです。

最初の原体験についてお話します。

まず前提として、僕の生い立ちについて触れさせてください。
僕は5歳からシングルマザー家庭で育ちました。
(家族構成は母、兄2人(8つ上、7つ上))

日本のシングルマザー家庭のうち、半分以上は世帯所得が中央値の半分に満たない「相対的貧困」層と言われており、日本の社会問題の一つとなっています。
我が家も漏れなく相対的貧困層であり、そこそこ苦しい生活を送りました。

幸い友人には恵まれていましたが、ある同級生から何度か、家庭環境について心無い言葉を言われたことがあります。そのときの感情は今でも覚えているし、忘れないようにしてます。

悲しい。恥ずかしい。何にも悪いことしてないのに後ろめたい。

何かのマイノリティで、他者から心無い言葉を言われたことがある方は共感できる感情かもしれません。

どうして自分がたまたま恵まれた環境に生まれただけで偉そうにできるんだろう。
どうして自分がその環境に生まれる可能性があったことを想像しないんだろう。
どうして相手の気持ちを考えないんだろう。

いくら考えても答えは出ませんでしたが、そのとき誓ったことがあります。それは「相手の気持ちや置かれた環境を想像し、理解する人間になろう。そして誰に対しても対等に接しよう。」ということです。これは今でも変わっていません。

また、他の例で言うと、家族間でも理解し合えないことが多く、一緒に住んでるけど心はバラバラな家族でした。
家族について話すと長くなるので割愛しますが、もう少しお互いが理解しようと、理解してもらおうと努めていたら、あんなに長く悩まなかったのかなと思います。
(今では家族間の関係性を劇的に改善できており、良好な関係です。いかに自分が関係を改善していったかの超ハートフルストーリーは別の機会にお話しできればと思います。気になる方は気軽に聞いてください。)

そんな風に、理解のないコミュニケーションで悩むことが多かったため、以下のようなことを大事にして生きています。

  • 完璧に理解することはできないが、より理解しようとし続けること
    (理解できているという思い込みが偏見を生み、理解できないという諦めが分断を生む)

  • 自分は偏見から逃れることはできないと自覚した上で、「偏見で捉えてないかな?」という問いかけをし続けること

  • 安易に判断しないこと

  • 思っていることは伝えること

  • 相手と自分のありのままを受け入れ、尊重すること

大人になってから何かを学ぶモチベーションも「より他者を理解し、優しくあるため」であることが多いです。
コーチングも心理学も歴史も。

そして、今後は「もっと理解のある世界」に繋がるアクションをもっと実行していきたい。
そんな想いが根底にあって、偏愛リストを作りました。

企画生から、「偏愛リストを見て会話してる!」と言っていただけることもあり、とっても嬉しい気持ちでいっぱいです。
結果として、企画生同士の理解が深めることができたのかなと。

この成功体験を胸に、さらにアクションを実行していこうと思います。
直近は「もっと理解のある世界」に繋がる事業を様々な形で支援していく予定です。

また、近しい想いを持っている企画生とも何か一緒にできたら幸いです。
よかったらお声かけください。
僕からも相談させていただくことがあると思います。そのときはお手柔らかにお願いします。

加えて、やりたいことがもう一つあります。

企画生の異彩を放つ

人一倍他者と自己理解に努めてきたので、結構人の適材適所を見極める才能があります(と思っている)。

だから、企画生の異彩を放つことにも貢献したいなと。
僕からするとみなさんは超絶素晴らしい原石です。

阿部さんは既に輝いている。(もはや後光が差してる)
けど、みなさんも同じくらい、いや、阿部さん以上に輝くポテンシャルが十分あります。だからもっと自信を持って欲しい。
(能ある鷹は爪隠すって言うから自信ないフリしてるだけ?)

「自分の才能が分からない。どういう環境を選べばよいか分からない。」
という方はぜひ僕を頼ってください。才能を見つけ出す術には多少長けています。

最初の自己紹介(広告の企画)で僕は言いました。
「私があなたを勝たせます。私は仲間を求めています。」と。
勝たせますという表現も好きですが、少し変えようと思います。

「私があなたを輝かせます。」

僕にとって「この人はこういう環境でこういう役割与えたら活躍しそうだな」とか考えてる時間は超楽しい、幸せな時間の一つです。
だから遠慮せずお声かけください。

そして、これは最後の企画で宣言した「好きな人たちを笑顔にする企画をし続ける」にも沿っています。

だって企画生は、僕の好きな人たちだから。




最後のボケは自信がありません。
面白い面白くないといった忌憚なきご意見お待ちしております。


最後の企画で、阿部さんからもらったコメント
「確かに自分の長所かもしれない」と気づきをもらいました。
ありがとうございます。(阿部さんのことも大好きです)


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