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【#私の働き方実験】仕事、家事育児に追われるフリーランスママが「幸せに生きるためにしたこと」を発信すると幸福度は高められるのか

小学校3年生と1年生の姉妹を育てる「兼業主婦ライター」のマユナです。

この度、ランサーズの「新しい働き方LAB」研究員第2期生として活動をすることになりました。

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
研究員制度についてはこちらをご覧ください。

第1期に引き続き、第2期も研究員になれたのはそれだけで嬉しいのですが…さらに、今年はなんと「指定企画」と「自主企画」の2つの実験が採用されました! 2つともどうしてもやりたかった企画なので、合格通知のメールが来たときは思わず叫んでしまいました。

今回は指定企画である、慶應義塾大学の前野隆司先生とのコラボで実施する「幸せを追求した活動で、幸福度は高められるのか」という「幸福学」についての研究計画です。

◆実験タイトル

仕事、家事育児に追われるフリーランスママが「幸せに生きるためにしたこと」を発信すると幸福度は高められるのか

◆実験の目的と背景

1.実験の目的

はっきり言って今の私は、「働いていて幸福ではない」と思っています。

それどころか「地位財」(=金、モノ、地位など、他人と比べられる財)を求めるあまり、家事育児と仕事のバランスを取れずに葛藤の毎日。収入が上がっても他人と比べてしまい、どんどん幸福度は下がっているように感じています。

これをママ友や第1期研究生の仲間に打ち明けると多くの共感を得られ、ワーキングマザー共通の課題なのではないかという仮説を立てました。

前野先生によると「世代別の幸福度は40代・50代が一番底」とのことです。まさに今年4X歳の私は、今から底に向かって沈んでいく世代。

そこで子育て世代の働き方と幸福について追及し、その活動を発信することによって幸福度を上げられるのかを検証するのが実験の目的です。

2.実験を行うことになった背景

2020年7月から在宅でWebライターとして活動をはじめ、もうすぐ2年になります。私は子供の頃から高校生まで、書くことを仕事にしたいと思っていました。
しかし、子供の頃からの夢は一応叶ったのに、働いていて全く幸せを感じることができません。

また、2021年6月から11月までの半年間、私は「新しい働き方LAB」第1期研究員として実験に参加しました。結果は失敗…とまではいきませんが、満足な結果を得られなかった気持ちとやり残したことがあるなぁと悔いが残りました。

そして2022年1月末、運命の出会いはやってきました。研究員制度の集大成の「新しい働き方アワード」で、新しい働き方LAB所長の市川瑛子さんと前野先生の「働き方」と「幸福」の関係についての対談を聞き「世の中にこんな素敵な研究をしている人がいるなんて!」と、感動したのです。

そのときに密かに決めていました。「これを次の研究テーマにしたい!」と。

そして、縁があって第2期生になることができ、ここでnoteを書いています。

◆活動の概要

プロジェクト全体の活動概要は以下の通りです。

・毎週2回のハピネスチャレンジ
・課題図書を読む。
・ディスカッション&レポート
 【テーマ1】職場における幸福度を高めるために企業が取り入れるべき施策 
 【テーマ2】幸福を高めるために日々の生活に取り入れるべき習慣、など
・その他、読書会・勉強会・交流会など

そして各自、幸福度を上げるための取り組み("マイハピネスプロジェクト")があります。

私の"マイハピネスプロジェクト"は、

自分の幸福度を上げるために「3 good things」をTwitterに発信します。

「3 good things」とは、ポジティブ心理学の第一人者であるアメリカのセリグマン博士による心のエクササイズです。
「毎晩寝る前にその日にあった良いことを3つ書く。どうしてそうなったのかも書く」という簡単なルーティーンを1週間続けると、幸福度が2%向上するという研究データが出ています。
さらに追跡調査が行われ、1ヶ月後は5%、6ヶ月後は9%幸福度が向上し続けているとのこと。

これを半年間続け、幸福度が上がっているかを検証します。

◆実験の測定方法

研究員共通の測定方法は「幸福度診断(Well Being Circle)」をプロジェクトの開始時・中間・終了時に行い、幸福度にどんな変化があったのかを測定するというものです。

開始時の私の結果は総合値47.8(一般平均63.0)と平均を大幅に下回っていました。でもすべてはここからです。今が低いからこそ、実験に参加しがいがあるというもの。

また、独自で1ヶ月ごとに前野先生が提唱する幸せの4つの因子「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなる」「ありのままに」から、私が幸せになるために必要なキーワード「強み」「感謝」「give」「自分軸」について達成度を測定します。
これはあくまでも主観ですが、達成度を5段階評価(☆1~5)で表します。

◆スケジュール・進め方

実験のスケジュールは、6月17日の幸福学キックオフミーティングで共有したスケジュールにしたがって進めます。

6月→実験準備:実験テーマと研究計画書の作成
         活動アイディアと担当者決定
7月~10月→実験活動:ハピネスチャレンジなど共通の活動とマイハピネス     プロジェクト
(9月に中間測定と振り返りMTG)
11月→最終測定&まとめ:課題の共有を解決

上記の全体の共有スケジュールに加え、個人の活動として、毎日の「3 good things」をTwitterに投稿、月に一度の振り返りキーワード達成度をnoteに投稿します。

このプロジェクトは運営の方の主導ではなく、研究員も一緒になって考えて、みんなで幸福度が上がればいいなというのもテーマです。

キックオフミーティングで心に残った言葉があります。

所得・学歴よりも「自己決定」が幸福感に強い影響を与えている。
「自分でやりたいこと」を決めるのもこの企画。

これからどんな交流やイベントが企画されるかも楽しみです♪

もちろん、私もメンバーの1人。何かしら楽しくて幸福度が上がることができればいいなと考えています(まだアイデアはありませんが)。

さいごに

私が住む京都では、有名な1日100食限定でランチのみの営業をする飲食店があります。店主は「飲食店は労働時間が長くなりがちだが、私は家族で夕食を食べたいから、あえてこの働き方を選んだ」とインタビューに答え、とても幸せそうでした。
私は、この店主のお店の営業スタイルとポリシーが「幸せの4つの因子」を満たしていると分析しました。

自分の理想とする働き方を実現し、生活も成り立つという、無理のない絶妙なバランスで生きられると幸福度は高まるのではないでしょうか。

そして第2期の募集が告知されたとき、実は私は応募するかどうか悩みました。
ランサーズブートキャンプの同期でもある大切な仲間に相談すると「応募せずに2期生が楽しくやってるのを見てモヤっとするかも、という気持ちが少しでもあれば応募しよう!」と背中を押してくれました。
今、私が2期生として幸福学に関われているのは、彼女のおかげです。

おぐちゃん、ありがとう!

今は幸福度の低い私ですが、半年後には肩の力を抜いて、仕事・家事・育児を楽しんで「今が幸せ。これからもっと幸せになる」と思いながら日々を過ごせるようになっていたいと思います。

半年間よろしくお願いいたします。


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