中瀬古陽央

作陽高→関西大学→社会人

中瀬古陽央

作陽高→関西大学→社会人

最近の記事

ずっと頑張ろう

「言葉には力がある」 ありったけな表現ではあるが、本気でそう思っている。 今までの人生の中で、本当に辛い思いや苦しい思いをした時、いつも誰かの言葉に支えられてきた。 両親やサッカーで出会った仲間、指導者の方々、そして友人達。それら全ての人達からもらった言葉が今の自分を作っていると思うし、これからの人生でも色んな人達から色んな言葉をもらって生きていくことになると思う。 「言葉」との出会いは、自分を変えるキッカケでもあり、そんな「言葉」との出会いを自分は大切にしていきたい

    • 『また明日』

      「また明日」 学校からの帰り道、サッカーの練習後、僕たちは毎日のように「また明日」を言い合う。 でも、「また明日」は当たり前のセリフじゃない。 身近な人との別れや距離の遠さが「また明日」と言い合えることのありがたみを感じさせてくれる。 時間が経つにつれ、大人になるにつれ、これといった理由がなくても集まれる関係性が、理由を求めないと会えない関係性に変わっていく。 2022年1月9日 2001年生まれの僕たちは成人式を終え、無事二十歳の代を迎えた。 学校に行けば毎日

      • 分岐点

        約半年ぶりの投稿。現在、自分自身が置かれている状況がサッカー人生の中で最も重要な分岐点なのではないかと感じたので、自分の気持ちを整理するためにもnoteを書き残したいと思う。 7月21日。今シーズンの頭から約半年間所属していたトップチームからの降格を突然告げられた。 監督からは「やる気が感じられない。トップチームにセンターバックが足りていない状況で降格する意味を考えろ。」と厳しい言葉を投げかけられた。 正直、トップチームから降格した事実よりも、「やる気が感じられない」と

        • 2020

          12月26日 今年の体育会サッカー部としての活動、大学の授業が終了した。 今振り返ると、楽しいことより、苦しいことの方が圧倒的に多い一年だった。 コロナでの自粛、挫折、環境の変化などなど しかし、多くの人の影響を受けて、めちゃくちゃ成長できた一年でもあった。 今回はそんな一年を振り返りながら書いていこうと思う。 ここ最近 「noteに書いてることいいな!」 「インスタのストーリー見て刺激なった!」 「俺も筋トレ始めてみよかな!」 少しずつではあるがそんなこ

          離れてから気付くこと

          人間は離れてから多くのことに気づく。 親の偉大さや親友の支え、スポーツへの愛着などなど そんな経験をした人は多いはずだ。 私自身も15歳の時に親元を離れ、初めて親の偉大さを肌で感じた。 では なぜ人間は離れなければ身近な存在へのありがたみに気づけないのだろうか。 なぜ距離が近すぎると、見たくないものばかり見える気がして、見なければならないものが見えなくなるのだろうか。 離れる前から気づくことができればいいのになとも思う反面 離れる前から、薄々そのありがたみや愛

          離れてから気付くこと

          継続的負けず嫌い

          2019年10月29日 津山陸上競技場 幼い頃から憧れ続けた選手権予選の準決勝。 0-2 あっけなく負けた。 死ぬほど悔しかった。 憧れた選手権のピッチに三年間で一度も立つことができなかった。 悔しい経験。 それは生きていれば誰だって経験する。 ・中学三年間伸び悩み続け、あいつは終わったと思われた経験。 ・高一の時、毎試合のようにベンチ外で試合のサポートをし続けた経験。 ・高二の時、地元開催のインターハイメンバーから落選した経験。 ・選手権で敗退した経験

          継続的負けず嫌い

          当たり前

          85日 この数字は、今年コロナによる活動自粛のためサッカーをプレーできなかった日数である。 サッカーを始めた三歳の頃から、こんな経験をしたことがなかった。 いつからかサッカーをプレーできる環境が当たり前のものだと思っていた。 でも、今は当たり前の明日が来るかわからない。 今日1日を全力で過ごせたか? 目の前のトレーニングに100%出し切ったか? 本気でサッカーを楽しめたか? 今まで当たり前だと思っていた日常や環境が当たり前ではなくなった今だからこそ 1日1日

          "今"を全力で

          10月3日 リーグ戦の全日程を終えた。 サッカー人生の中で最も苦しくて辛いシーズンだった。 FCの一員として、開幕戦を迎えるまでは主力として戦っていた。 しかし、開幕戦を終えた翌週からすべての試合でベンチ外登録。 ベンチ外になってからは、すべてのベクトルを自分自身以外に向けるようになった。 それに加え、なぜベンチ外になってしまったのかという過去の話をひたすら引きずってみたり、このままでは来シーズン以降の立ち位置も自分自身が思い描いていたものと異なってしまうのではと

          "今"を全力で

          自分に投資してみよう

          「投資」という言葉は、私たちに何を連想させるだろう。 株、投資信託、FX、不動産… 世の中には、様々な種類の「投資」方法がある。 そして、その中のほとんどの事柄がお金に関連している。 では、投資の対象はお金しか存在しないのか。 確かに、お金は私たちが生活する上でとても大きな役割を果たす。 お金よりも大切なことがあったとしても、お金がなければ生きていくことはできない。 そう考えると、最も大切なものはやはりお金なのか。 話は変わるが、ある本を読んでいるときにこのよ

          自分に投資してみよう

          スタートライン

          深く「夢」について考えたことがなかった。 3歳の頃から16年間、毎日のようにサッカーボールを追いかけている私にとって 夢=サッカー選手 であり、それ以上の考えを巡らせたことがない。 しかし、喜多川泰さんの「スタートライン」という本に出会い、自分なりに自分の夢について考えてみた。 「夢」について少しでも深く考えていくとすぐに、ぼくたちが幼い頃にいだく「夢」というものは本当の夢ではなく、「職業」でしかないことに気づく。 確かにそうだ。幼い頃は、プロサッカー選手になりた

          スタートライン