「モンスター・オブ・ザ・デッド ビキニビーチの惨劇」という映画

かつてのJVD DEEPREDの面白吹き替えが光る作品。例によって卑猥な表現が多いので一応閲覧注意ですw
内容はタイトルの通り、ビキニ姿の女性達が巨大なナマズのような怪物に襲われまくる、というこの手の映画によくあるやつですw
薬の売人を追っていた刑事が、惨劇に巻き込まれる過程が長々と描かれますが、正直この設定は無くてもよかったような気がしないでもないですw

普通(?)の吹き替えの他に、「モンスターしゃべっちゃう版」というのがあり、「おっぱい触らせてー」「なんやねん自分ら 勝手に人んちに上がって 不法侵入やで」「わしとカラオケせえへんかー?」等と適当な事をしゃべりまくります。モンスターがしゃべる以外に特に違いは無く、通常版でも字幕の無い場面で適当なナレーションや、つぶやきのようなものが入りまくりめちゃくちゃです。

↓以下、面白吹き替えの一部です。

字幕
“カマロビルに怪物出現?”
“巨大海ヘビ襲来”
“私がネス湖の怪獣 ネッシーを殺した!”
“モンタナの雪男”
“フロリダの半魚人”

吹き替え
「六本木にモンスター出現」
「湘南海岸に巨大海ヘビ襲来」
「琵琶湖にネッシーを発見した」
「高尾山の雪男」
「鴨川の半魚人」

字幕
「何か報告することは?」
「今夜は サイケなショーをやってる」
「とぼけてないで答えろ」
「シャイタウンが ブツを持ち込むんだ」
「奴なら毎月 来てるさ 運び屋だからな」
「今回の配達は特別らしい」
「そうか」

吹き替え
「何か報告することは?」
「聞いて驚くな 今夜はなんと あかね女王様の おっぴろげショーだ」
「あかねちゃんだって? 入れるんだ」
「あんた加齢臭がきついね こんな臭いんじゃ 会わすわけにはいかねえ」
「そんな事どうでもいいから やらせろ あ いや違う 入れるんだ」
「今日の あかね様のおっぴろげは 半端じゃねえぜ」
「そうか」

字幕
「臭いを頼りに人を殺してる 奴の目は光に弱いはずだ
正体を考えてみよう 恐竜が現れる 何百年も前のことだ
原始の泥の中から 這い出した生物がいた
タイでは“大ナマズ”と呼ばれてる
どんな巨大ナマズがいるか 分からない アマゾンの奥深くにはな」

吹き替え
「まず海水パンツ一丁になる そん中に生きたナマズを入れるんだ
奴は逃げようとして 必死にもがく にゅるにゅるにゅるにゅるして
ああもうたまんねえ 中でも特にでかくて気持ちいいのが いるらしいんだ
タイではミミズ千匹と呼ばれてる
どれほどのエクスタシーか 想像もつかねえ 死ぬ前にいっぺん
お願いしてえな」

字幕
「ここで惨劇が起こりました
半魚人が川から現れ
ダンス大会を襲撃しました
犠牲者の数は まだ不明ですが
私はこの目で確かめました
怪物は実在すると」

吹き替え
「つい先ほどここで惨劇が起こりました
ハリボテみたいな半魚人が 川から現れ
ダンス大会を襲撃したのです
この事件の犠牲者の数は まだ分かっていませんが
私はそれを見た時こう思いました
モンスターくらい気合い入れて作れと」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?