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【自社求人サイト運用】求人サイトの自社開発は気をつけろ!費用対効果が良いのはASPサービス

HRチャンネルの西川です。
私が求人サイト構築サービスに携わる様になった2011年から約9年間、求人サイトは「自社開発」と「ASP」のどちらが良いのか、というご質問をよくいただきました。
ASPサービスだと、テンプレートのシステムのため「自由度がない」というご意見もありますが、「費用対効果」という面からみると、費用対効果が高いのは「ASPサービス」というのが、この9年間の私の結論です。

ASPサービスが費用対効果が良い理由

これまでに私が担当したクライアント様の状況やお問い合わせの内容から、
ASPサービスが、自社開発よりも費用対効果が良い理由は以下の3つがあげられます。
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①構築にかかる費用・時間を大幅に短縮させる事ができる
②専属のシステム担当をアサインする必要が無い
③システムがアップデートされていく
④外部の環境の変化に対応しやすい
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理由①:構築にかかる費用・時間を大幅に短縮させる事ができる

自社開発の場合、どういったシステム構成にするのか、どういった画面仕様にするのか、といったところから検討する必要があるため、サイトが完成するまでに、かなりの時間と費用がかかる場合が多いのですが、ASPサービスは、実際に利用しているユーザーの声を反映し、システムが構築されているため、基本機能だけでも十分サービスを運用していく事が可能です。
自社開発であれば、4カ月~6か月ほどかかるようなものも、早ければ1か月程度で自社求人サイトの公開が可能です。

また、自社開発の場合は、一度決めた仕様を運用開始後に変更しようとすると、それなりの開発費用が掛かってしまう場合が多いのですが、ASPサービスの場合は、様々な運用が出来る様、汎用的に構築されているため、多くの場合は、新たな開発をせずとも、運用しながらサイトの調整をする事が出来ます。

理由②:専属のシステム担当をアサインする必要が無い

通常、自社開発したシステムを運用するとなると、円滑にプロジェクトを進めるために、社外の場合は発注先の開発会社との窓口担当に、社内で開発する場合もプログラマーとのやりとりに、システムに精通した人を担当にする場合が多いです。

ただ、そういった担当が出来る人は、なかなか社内にもおらず、新たに採用する会社様もありますが、それなりの人件費がかかってしまいます。
過去にお問合せいただいた会社様の中には、SEやプログラマーを新しく採用するわけにもいかず、社内で「一番システムに詳しそう」な人を担当させ、構築したシステムが中途半端なものになってしまい、早々にリプレイスするという事になったという事例は少なくありません。

ASPサービスであれば、サービス提供会社が責任を以てシステムを保守し、新しい機能の実装を行うため、操作方法を理解さえすれば、システムに精通しているSEやプログラマーを必ずしも運用チームに配属させる必要はありません。(※もちろん、システムに精通したメンバーがいれば、より深くシステムの理解ができますが、そういったメンバーがいなくても十分に成果を出すことは可能です。)

また、求人サイトの担当者には、営業や転職アドバイザーが本業である方の場合も多く、そういった方々への業務の負担も軽減させる事もできます。
ただ、システムに精通していなくても良いと言いましても、担当される方は、最低限のウェブの知識は、勉強されることをオススメします。

理由③:システムがアップデートされていく

求人サイトに求められる機能は、常に変化しています。
また、通常のWebサイトと異なり、かなり特殊な対応が求められたりもします。

例えば、Googleしごと検索の様に、システム側でGoogleの指定された仕様に対応していなければ、一切表示されないといったものもあります。
自社開発の場合、この求人サイトの最新情報を常にキャッチし、開発をし続けなければすぐに古いシステムになってしまいます。

また、自社にこのような最新情報をキャッチする人間がいない場合、そもそもどういった対応が必要なのかもわかりません。
実際にGoogleしごと検索が日本でリリースされた際に、多くの会社からお問い合わせをいただきました。
中には、「サイトの構築・保守をお願いしてるシステム会社は、求人業界に特化しているわけでも無いため、システム会社の担当から『詳細がわからないので、指示をしてくれたら実装します』と言われてしまって困ってます、、、」といった内容のお問い合わせもありました。

ASPサービスの場合、利用するのに月額費用はかかりますが、こういった求人サイト専門の最新情報をキャッチし、常に最新の機能にバージョンアップされたシステムを使う事が出来ます。

理由④:外部の環境の変化に対応しやすい

直近で実際にあった事例ですが、私が担当している、とある人材紹介会社のクライアント様から、「新型コロナウィルスの影響で、紹介料を支払ってまで人を採用する事が難しいお客さんが増えているため、自社の求人サイトとしてだけではなく、採用課金の求人媒体としても利用できないか?」とのお問い合わせがありました。
このクライアント様に、ご利用いただいているASPサービスには、求人媒体としても運用できる機能も実装されているため、簡単な設定の変更と運用フローを変更してもらうだけで、すぐに採用課金の求人媒体としてのサービスもスタートさせる事が出来ました。

自社開発の場合、開発当初からサイトを外販するといった事を想定しておらず、こういった対応をしようとすると、多額の開発費用がかかってしまうでしょう。
ASPサービスは、様々な運用を想定し、汎用的な機能が実装されている為、状況に応じたサイトの運用が可能です。

まとめ

簡単ではありますが、ASPサービスがコスパが良い理由をご紹介させていただきました。
特定の業種に特化したASPサービスは、そもそもその業界の人たちがよく使う機能やあったら便利だと思われる専門的な機能を既に実装しているシステムになるため、何もないところから自社開発するよりも「費用」を抑え「時間」を有効に使う事が出来ます。

今後、自社求人サイトの構築・リニューアルをご検討される際には、是非、参考にしてもらえればと思います。

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