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【役員コラム】「アフィリエイト事業の面白さ」 取締役/田邉 浩一郎

今回の投稿は、MS事業統括の田邉さんによるコラムです。前職での経験を踏まえ、田邉さんが考えるアフィリエイト広告の面白みについて執筆頂いております。
※この記事は、2022年にバリューコマース社内報に掲載された記事を編集して転載しています。

広告事業の面白さ

私は、広告事業の面白さと言うのは「コンテンツと広告の融合」にあると思っています。

これはキレイごとかもしれませんが、良い広告と言うのはコンテンツを見たり読んだりしている中で、その内容や空気感が広告に引き継がれ、融合された状態であると考えています。

~アフィリエイトは世界観を広告で実現~

例えば、TVでサッカーを観戦していて、声を出し過ぎて喉が渇いている状態の中で出てくる「キンキンに冷えた、クリーミーな泡がのったビールのCM」は確実に心に残り、後日コンビニでそのブランドを手にしてしまった経験。

例えば、長年使っていた掃除機が壊れたので、新しい自分に合った掃除機を買うために

「商品レビューサイト」を訪問。その中でこれはと思う掃除機が見付かり、そこにある広告からスムーズにECショップで商品を購入することができる便利な体験。

こういった世界観を広告で実現できるアフィリエイトは、素晴らしい広告だと思っています。

そして何より、アフィリエイト広告はコンテンツと広告が融合されているが故に、ユーザーに求められている広告手法であると思います。

それが証拠に一般的なデジタル広告のCTRが0.1~0.5%であるのに対して、アフィリエイト広告は5~10%あるものもあります。

ユーザーのアフィリエイト広告に対する興味関心度が、このCTRにも現れていると思います。

メディア運営者と一緒にメディアコンテンツを活用しながら、どのように消費者と広告主を繋ぐか考える。広告主の商品を深く理解し、商品のターゲット層を明確化して、そのターゲットのどのような課題を解決するのかを定義し、競合商品との違いも含めて訴求内容をコンテンツとして生成する。

このプロセスをメディア運営者と一緒に考え、作っていくところにアフィリエイト広告の面白さがあると思います。

テクノロジーでは解決できないが故に、泥臭く消費者理解をもとに企画していくこの広告ビジネスは、今後も形を変えて発展していくと強く思っています。