家族はいつもそばにいる、ナニガアッテモ

今日はスティッチの日、正直あんまり熱があるキャラクターでもないのだが、ネタがないので(笑)凄い端的にスティッチについて書こうと思う。

私がスティッチを知ったのは、あのスティッチのデビュー作となった『リロ&スティッチ』の劇場予告。
アラジンや美女と野獣の名シーンにスティッチが現れてめちゃくちゃにしていくという予告だった。自社作品を存分に使い、スティッチのヤバさを伝えられた良いCMだったと思う。
そしてその映画の内容、正直結構内容が心が「うっ・・・」ってなるもので、凄い良い映画なので、スティッチ好きを公言するならこれぐらいは見てほしい。特にスティッチのキャラデザと作画はこの映画がダントツで良い。あんなツバ飛ばしたり舌で鼻ほじったり放送禁止用語吐きまくりエイリアンのことを終盤は『も、もふりてぇ・・・抱きしめてあげたい・・・』ってなるよ。
この映画の主人公の1人であるリロ、5歳だがとなりのトトロのメイちゃんみたいな幼児ではなく、年齢にしては大人っぽいキャラクターである。リロは姉と二人暮らし。この年にして両親を交通事故で失っているのだ。姉はそんな5歳の妹を必死に育てているものの、副支局員にリロを児童保護施設に送った方がいいんじゃないかと迫られている。でも2人は一緒に暮らしたいと望んでいるので、なんとかうまく2人で生きていることを福祉局員の人にアピールしたいのだが、『犬』としてリロに飼われたスティッチの登場により非常に状況は悪化する。

スティッチは悪いことをするためだけに生まれたもうほぼほぼ生物兵器みたいな存在なので、序盤のスティッチの素行が最悪でもう『お前ふざけんなよ』的な感情を沸いてしまうのだが、『みにくいアヒルの子』という物語に出会ってから、スティッチは徐々に変わっていく。
もうとにかく終盤ずっと泣けるのでせめて興味ない人も無印『リロ&スティッチ』だけは見てほしい。

ちなみに私が1番好きなキャラは次回作から登場する『ルーベン』こと『試作品625号』なんですがね。
スティッチ以前に生みの親は結構な試作品を作っていてその内の最もスティッチに近い一体なのだが、自分の性能にあまり興味がなく、ずっとサンドイッチ食べてる生き物なんで、はい、脱力系キャラ大好きです。