攻殻機動隊SACシリーズのOP良きですよね。

本日、ほぼ1ヶ月遅れで『Fly with me』が発売された。

いやぁ発売延期されて、一時はどうなるかとも思ったが、無事発売して手元に来てほっとした。
ちゃんと特典のタチコマも来たし・・・

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ということで今日は歴代攻殻機動隊S.A.C.シリーズのOPについて振り返ろうと思う。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

「inner universe」
なぜかDVD版で謎のCG映像になってしまったOP。私はアニメ放映版の『攻殻機動隊』の文字が流れていくあの映像が結構好きなのになぁ。まず歌詞にロシア語を使うチョイスですよね。いい感じに日本人に馴染みがない言語なので、これから何が始まるんだというわくわく感と、不気味さと神秘的な気持ちになる。Origaさんの声もいいよねぇ。

「GET9」

前回のOPとは別の次元でかっこいい曲攻殻っぽくないと言われがちだが、この地上波放送版OP結構好きなんだが、私はリアルタイム勢ではないので・・・。悲しみ。この曲でミレニアムズのOPを頭の中で勝手に作ったことがあるくらい、OPとしての汎用性は高いと思っている。

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG

「rise」
あの『攻殻立ち』で有名なOPはこれです。
とりあえず攻殻立ちがカッコ良すぎる、なんでただ並んで立ってるだけでかっこいいのかよくわからん。
こちらも「inner universe」と同じくOrigaさん歌唱のロシア語多め曲なのだが、こちらの方は神秘性というよりはかっこよさが強めな曲。
この曲聴きながら仕事したら『すげぇ仕事できるじゃん俺』と錯覚してしまうことだろう。パソコンめっちゃ早く打てそうな気がしてくる。

「Christmas in the silent forest」
この曲ビョークっぽいって言われていたりするのですが、映像とも凄く好きな曲。
OP映像の内容が、草薙素子の幼少期から今に至るまで、素子目線で歩いているという(ちらほら9課メンバーが映るの好き)でもこの映像の最後、ネットの世界に飛んでいってしまうような描写があるのが、ちょっとなんか切ない(しかもめっちゃフラグだった)。そんな切なさもはらんだ曲で

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society

こちらいわゆるOVA作品で、テレビシリーズではないのだが、ちゃんとOPが存在する。
「player」
こちらもOrigaさん歌唱、ロシア語多め曲。
最初の『ちゃららららーーん』ていうイントロの『帰ってきたーーー』感が好き。盛り上がりすぎず、けど何かワクワク感はあるというちょうどいい曲だと思っている。
なんか作画がちょっと押井守っぽい気がしなくもない(子供の表情がなんか不気味)
OPにはないのだが、fullだと最後にラップがあってそれがめっちゃかっこいいです。好きです。

攻殻機動隊 SAC_2045

「Fly with me」
これまで攻殻機動隊SACシリーズ=菅野よう子だったのだが、今回King Gnuの常田さん率いるmillennium paradeが手掛けている。
これかなり賛否両論あったのだが(菅野さんが偉大すぎたよね)私は結構満足。常田さんのインタビューとか見ると、このアニメのための書き下ろしとかではなく、もともとあった曲らしい。なのにこんなにハマるのかとびっくりした。
OP映像は1995年の押井守監督の映画『攻殻機動隊』を世襲した映像だが、曲自体は結構今までのSACシリーズを世襲したような感じで、うまいこと攻殻っぽくなってるのはすごいなと思った。
いや、以前からmillennium paradeの曲どことなく『攻殻SACっぽいなー』と思ってたので、なんならサントラ全部やってもうまくやってくれたろうな常田さん。
意味は置いておいて、歌詞に出てくる英語の単語がチラホラ攻殻にハマっているのも奇跡なのかなと思う。(『ARMY』『BATTLE SHIP』『FLY』『TRIP』など)
なんと言っても『〇〇 with me』の時の音ハメが心地よすぎてすごい。
そして終盤に畳み掛ける『ジャーンジャーンジャーン』のワクワク感がたまらない。