そういえばnoteでこの人たちの話1回もしてなかった。

昨日、ゲスの極み乙女。がメジャーデビュー6年目を迎えた。

実は私、彼らのそこそこの古参ファンである。
こういうこと言うと、うわ、めんどくさい奴やんとか思われるかもしれないが、
ご名答、皆さんの大嫌いな結構めんどくさい類の古参ファンです。「あーあの時はこうじゃったのう…」「あの時はあーだったのにのう…」だのすぐ言い出しちゃう老害ファンです。

なんで古参ファンと言い切れるか、まぁ単純にメジャーデビュー前から知っているから、それだけ。
田舎者だったので、初ライブはメジャーデビュー後の武道館だが(笑)、彼らとの衝撃の出会いは7年前、2013年の春のことじゃった…

その時の私はいわゆるJロック界隈が大好物で、日々、Youtubeを漁っては新しい音楽に出会い、CDを買ったり借りたりしていた。
いつものように動画漁りをしていると、「ゲスの極み乙女。」という名前が目に入った。「いや、ハマカーンのパクリじゃねぇかおい!」と思ったが、でもパンチ効いてる名前だなと思い、動画を再生した。


ドラムの人、可愛くないですか…はい、これが有名な、いこか様でございますよ…


まぁドラムが可愛いってのもだけども、何より、バンド=ボーカル&ギター(だいたい2本)&ベース&ドラム(&キーボード)という概念に囚われていた私にはかなり衝撃的な出会いだった。
「え、ゲスの極み乙女。だってそうじゃん」って思われるかもしれないが、この曲、ちゃんと聴いてほしい。
編成はキーボード・ベース・ボーカル・ドラム
そうこの曲ギターのパートがないのだ。これでバンドとして曲が成り立っているのが、もう普通にすげぇなと思ってしまった。個々の演奏技術の高さ故にできる芸当なのかもしれないが、この曲はそこまで超絶技巧を駆使してるわけでもない。(まぁ弾いたら弾いたで難しいけどコピーできなくはないレベル)楽器の数が少ない、音の数が少ないのに物足りなさを一切感じない。もう私は彼らの虜だった。このぶらっくパレードだけでも何回再生したことか。

ちなみに当時はぶらっくパレードとあの有名な曲の2本しかYouTubeには上がってなかった。

そう、「ドレスを脱げ」だ。PVの内容、そしていこか様の美貌はさておき、この曲はちゃんとぎたーがいる。あ、この人やっぱりギター弾くのか…なーんだと思ったが、よくよく聞くとこの曲、ベースとギターとキーボードの見せ場が結構均一にわけられている。全員の音がよく聞こえるのだ。そしてドラムはドレスでジャンジャン叩くし可愛いし、もうハマらないわけがなかろう!

もう気がついたらCDを買っていた。当時自分の近所にタワレコができたばかりだったので、タワレコのCDの豊富さに「正義すぎる!!」と手を合わせた。

そのまま音楽もだけどバンドごと応援し始めることになる。
まぁそりゃそうなんだよな…だっていこか様が可愛いから……

は……可愛い………サムネが既に可愛い………

そしてこの年の秋から放送された「KINGS PLACE」という深夜のラジオ番組のレギュラーに、見事ゲスの極み乙女。がなったと聞いたら、深夜2時だろうが関係なくほぼ毎週聞いていた。そこでいこか様以外のメンバーにも目をつけるようになる。え、絵音さんめっちゃ喋れるやん、ちゃんMARIはバンドの癒しだけど、あ、この子は、ピアノとお友達の子なんだと、彼女の音楽能力はこのバンドに必須の力だなとか、課長も良いキャラしてるな…え、まだ20代なの…え、絵音さんの大学の先輩?え?二人理系なの??え?しかもハマカーンと同じ大学(農工大)かよ!?とか。
そして2枚目のアルバム、もちろんタワレコで予約して買った。
初回特典で生写真がもらえたのだが、3枚はいこか様、1枚は課長(一応ハズレ扱いだった。)の中、1/4の確率でしか手に入らない課長のハズレ生写真が当たったのも、今は良い思い出。

バンドと言ったらボーカルとか歌詞とか、かっこいいギターとか、に目が行きがちだったが、ゲスの極み乙女。は、元々自分たちのバンドがある中で、遊びで組んだバンドだったからなのか、全員が全力で好きな音楽で自分を思うように披露している、本当に楽しそうに音楽をやっている感じが良い。そして一応ボーカルはいるものの、他の楽器たちと対等な関係性で、ボーカルの声もピアノの音もベースの音もギターもドラムも、私はゲスの極み乙女。はボーカルが存在するインストバンドだと思っている。

彼らはこのアルバムの後、2014年、メジャーデビューを果たす。
それからはほんと色々あったけど笑今まで走り続けてくれて本当にありがとう。
今年も、開催されれば6月にライブに行く予定だ。
アルバムも出る予定なので、非常に楽しみ。