今年も夏が始まった

私が太陽の光より、海より、水着より、バーベキューよりも夏を感じられるイベントがある。

そう、『夏の文庫フェア』だ

毎年夏になると、各出版社が文庫を売り出そうとキャンペーンをやっている。特に本買うと特典がもらえる
角川の『カドフェス』
新潮の『新潮文庫の100冊』
集英社の『ナツイチ』
は本好きには有名だろう。これを楽しみに、フェアが始まるまで、フェアの対象になる本かどうか、当たりをつけて本を買っていたものだ。

この3つのフェアだが、かれこれ10年以上は参加していると思う(正確なことはわからないけど)
初めて特典がもらえることに気がついたのはカドフェスだったと思う。
この3社の中でもダントツ好きなキャラクター『ハッケンくん』のキーホルダーがもらえた。当時はシークレットなんてものあったりして、当時何冊買っただろうか。
びっくりしたのだが、なんと今年は特典なしだそう
ちょっと角川さん!!!!ハッケンくんが1番好きなのに!!
最近はブックカバーばっかりで、昨年のミニファイル重宝してるのに!!

新潮文庫は、この3社の中ではほしい本が多い出版社だった。
そして何より、フェア案内本?の内容がすごくいい。
普通は、対象の本を紹介するだけの内容(あと宣伝ね)だけなのだが、新潮さん、フェアキャラクターである『キュンタ』を主人公にショートショートストーリーを載せている。本当になんだろう、一冊の本を読んでいるような構成で流れがとてもいい。ちなみに今年の特典は昨年同様、ミニうちわ。

ナツイチは、王道のブックカバーやしおり、ではなく、ちょっと変わった特典を出してきて、個人的に特典が1番ほしいフェアだ。
最近は、防水加工のブックカバーや、紐状のしおり、何故か腕に巻く何か。スタンプ。
昔は蜂がキャラクターだったのだが、それのシークレットを一発でひいたのは一生忘れない。
今年は何出してくるだろうと思ったら、ブックバンド、ほほう・・・。

今日、書店に行くと、そのフェアが始まっていた。
私の夏がきた。