約1年ぶりまとも読書
久しぶりにまともに一冊本を読みました。
今月はまぁ後々後悔するレベル(主に金銭面)でライブに行っております。ちなみに今日も行ってきました。
その間、私はせっかく外出するのだからライブ一個のために外出たくないと思ってしまう人間です。
何か別の予定もブッキングします。
その中で、「空き時間」というものが発生します。
空き時間、昔だったらカラオケに行ってたかもしれません。が、ご時世的に繁華街のカラオケにはなんとなく行きたくない。
そして何より飯も食いたい。そうなった時に、喫茶店に行くことにしてました。
そこで時間を潰すわけですが、スマホをずーっと見てたり、録画見たりしてもよかったんですが、なんとなく、「この時間、スマホ見てるよりは読書した方が見栄えがいいんじゃないかな」とふと思いました。
昔から本は好きでしたし、何度か書評的なものもnoteに上げてましたが、最近は、というかここ1年、全然本読んでませんでした。
買ってはいたんです。
未だに暇さえあれば本屋にいるような人間に変わりないですが、
恥ずかしいことにここ1年小説を読んでませんでした。
先週から私は空き時間、喫茶店で本を読むようにしました。
さっき読み終わったので、前置き長くなりましたけど、備忘録的な感想残しときます。
伊坂幸太郎好きなんですけど、ほんとに読んでない本が多すぎる。
というか伊坂先生が書くスピード早すぎる。
キャプテンサンダーボルトすらまだ読んでない。
だから「え、今更この本の感想書くのかよ」と思われるかもしれない。
基本的に文庫化されるまで待つ主義なので、この本は最近購入しました。
内容は、主人公、常盤優我の一人語りがメインである。彼の過去の話でこの本の8割は終了してしまうのだが…ラスト2割で「!?」とならない人はいないはず。伊坂先生さすがです。
奇しくも私自身仙台出身で、さらに双子の同級生がいた者なので、1年ぶりの読書に選んでよかったです。すーるする読めました。
優我と双子の兄弟の風我に備わっている特別な力はとてもファンタジーなのに、彼らのおかれている状況がなかなか過酷で、(しかも彼らの周りの皆さんもなかなか家庭環境が過酷な人多い)そのチグハグさが伊坂作品だなぁと思って見てました。
し、やっぱりラストの怒涛の伏線回収は「あーこれこれ!これだよ!伊坂作品は!」と久しぶりにやられた感覚で気持ち良くなってました。
買ったのに読めてない伊坂作品まだ全然あるので、手始めにそこから手をつけて行こうと思います。