3年前の旅の話③

土生港とは、ポルノファン的にはかなりおなじみのワードで、1stアルバムの一曲目である『Jazz up』に出てくる。

土生港から海沿いの道を 初恋を乗せてペダル踏んでた
乱れた呼吸悟られないように

後ろに女の子を乗せて自転車を漕いでいたのはこの海沿いの道なんだろうかと、思いを巡らせる。

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バスの車窓から見る限り、かなり大きい島なんだなと思った。正直島の中では都会の方な気がする。
スーパーと薬局、エディオン、そしてまさかのauショップがあるとは思ってもみなかった。
島とは言え、本州から車で行けるし、意外とここに住んでも快適に生活できるんだろうなと思った。

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ただ昭仁さん、晴一さんが生活していたころの因島はもっと田舎だったのかもしれない。
その頃の面影はないものかと、私はそのままこの島を散歩することになる。
アゲハ蝶のカップリングである『狼』にでてくるかの有名な折古の浜には今回いくことができなかった(いかんせん歩き回れるレベルの広さではない、とにかくこの島でかい)
だが、ちょうどその時間に昭仁さんが折古の浜にいたことを、翌日のライブで知ることになる。
小さな本屋さん・坂の上の学校・晴一さんとTamaさんが生活した海沿いと、昭仁さんが生活していた内陸の地域。内陸にはみかん・はっさく畑もあった。

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そしてこちらもファンには有名な『青影トンネル』タバコ屋さんと赤い屋根と吠えてくる犬はもうさすがにいないかなときょろきょろしながら、トンネルを目指す。
内陸から海側にいく急な坂道を登ったら青影トンネルだった。歌詞の通り、排気ガスで煙くなるんだろうなという狭さ。

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バスとすれすれで歩いた。でもトンネルを抜けて少し歩くとまぁ確かに海沿いに抜けた。

そしてまた海沿いにもどるのだが、記念にスーパーで買い物したり、エディオンでなんちゃない充電器を買った。
天気は良くはなかったが、瀬戸内の海は綺麗だった。

因島に行った反省としては、
・徒歩で歩き回るような島じゃない。次は絶対車かチャリで移動しよう。
・今度は絶対折古の浜に行こうと思った。
・今回、因島の観光協会みたいなところで飯を食べたけど、次は地元飯たべよう・・・。

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あとはもう少し天気良いと良かったんだけどね……