素敵な時間をくれてありがとう

テレビもラジオも「改編」という言葉に踊らされる季節が今年もやってきた。
長年(とはいえ12年くらいか)ラジオリスナーやってる者なので、何度も番組の終了を経験した。

私の初めての改編ショックは半田健人さんだった。
まぁ正直欠かさず聞いてたわけではないけど、(唯一覚えている回はベースの回)この時期、まぁオールナイトニッポンを毎日のように聞いていた年で、その中でも半田健人さんのANNは1番よく寝落ちしてた気がする…
もちろん最終回も聴いて、ちゃんと寝落ちした記憶…申し訳ない…
まぁその後に始まったのが、オードリーのオールナイトニッポンなんですけどね…

その次の改編ショックは、昭仁さんのANNだった。まぁこの番組の歴史の1/3しかリスナーではなかったものの、毎週火曜25時に周波数を合わせていた身としてはあと3回で終了ですなど言われてえ!?ってならないわけなかった。
それまで寝落ちばっかりだったもので、頑張っておきてようと努力した。(もののアキ散歩回はOPしか記憶がない)
そして最終回、初めて録音をした(が、何を思ったのか弾き語りのところ以外消してしまったので、手元にはもうない泣)この番組では珍しく台本真っ白で、ずっとあたふたしていた記憶。「Winding Road」(咳払いしてたのだけめっちゃ覚えている)と「この胸を、愛を射よ」を弾き語り、最後、抱腹絶倒のギャグ……はお預けされ、オールナイトニッポンを去って行った。

その後、緩く聞いていた城田優、そして我らがいきものがかり吉岡聖恵が終わった。城田優はなんと言ってもエロ妄想コーナーという、女子の妄想を爆発させたとんでもないコーナーが、学生の私には悶絶コーナーだった。でも26時以降のコーナーだったもので、そこまで起きていられるかの勝負だったけど笑
吉岡聖恵、通称ちゃんきよのANNの最終回はちゃんと録音したし、ちゃんと残っている。特別なことは何もせず、コーナーもフリートークも通常放送で、本当に今日で終わってしまうのかと思ったが、最後泣きそうになりながら語った言葉に、私も泣きそうになった。これは

そのまま知らぬ間に昭仁ANNの後釜だったはんにゃANNも終わり、2012年4月、今でも続くあのANN0がスタートする。
久しぶりにオードリー以外の番組を聞いた。初代ANN0木曜パーソナリティ「Hi-Hi(お笑い芸人)」、初代ANN0金曜パーソナリティ「本村康祐・西岡隼基(素人大学生)」どちらも今のANN0のリスナー像とパーソナリティ像を作ったと言っても過言では無い。どちらの最終回も、今は無き私のTwitterで終了することに対してニッポン放送へボロクソ書いてしまった黒歴史があるくらい凄く好きな番組だった。
でもそこから多くのパーソナリティがANN0に関わり、頑張ってくれたおかげでANN0は8年もの歴史を刻んできた。

今回、ANN0を卒業するパーソナリティのリスナーたち、君たちが忘れないかぎり、番組は語り継がれる。だから、4月からのパーソナリティのことを悪く言ったり、ニッポン放送のことをボロクソ言うのはやめてあげてほしい。
マジで後で後悔するから。