アーティスト泣かせ公演

私の地元はまぁ…あれです、ずんだとか牛タンとか喜久福とか…が有名なS市杜王町なんですけども…

そこでずーっと生活していて、だからもちろんライブとかも、自分でお金を捻出してない時とか、まだお金をそこまで稼いでいなかった時期は必然的に近場のライブを楽しんでいた。遠征ができたのは休みが被った時。ちゃんと1週間以上休みが取れた場合に限って遠征し、それも東京か大阪だったと思う。だからまぁお笑いに関しても音楽に関してもずっと地元でしかライブを見ていなかった。

だからあまりなんとも思っていなかったのだが、どうやら私の地元、アーティスト泣かせな人種らしい。所謂、静か…。いや本人は絶対楽しいと思ってるんだと思うんだけども…それを表現するのが下手くそ…。周りの目を気にしているのか知らないけど…さらに寒くて普段口を開けない人種だからか、声がちっさい。

それを体現しているハプニング?に遭遇したことが何度かある。
まずは、私がポルノのライブに初めて行った「The dice are cast」ツアー。ちなみに当時の自分は、まだ東京のライブを経験していない。そして当時自分が手に入れたチケットが立見だったのだが、意外と近くて「ひえええ本物だぁぁぁ」という記憶で吹き飛んでいるライブだ。が、これだけすごく覚えているのは、何の曲か忘れたが「ちょっと君たちもっと協力してくれ」と晴一さんに叱咤された。あ、ノリが良くないんだ…私たち…と思った。
その数年後、UNFADEDを大阪で見ることになる私だが、大阪の桁違いのテンションの差に度肝を抜くことになる。

さらにもう1つ、ゲスの極み乙女。のライブでそれは起きた。
そのツアーが少し変わってて、場所によってライブの内容を少し変えます。みたいな感じ。(多分)そこで、今までの私の地元公演を踏まえてなのかなんなのか…曲数が他の公演より2曲多かったのだ笑
つまり「MCやるより曲やった方がいい」「MCやっても誰も返答をくれない(実際そう)から滑った感じになってやだ」と判断したのだ。個人的にかなり英断だったと思っている。

最近地元に帰ってライブを見ると以前よりは改善された…(いやもしかしたらたくさんの人が地元に来てくれてるのかもしれないけど)し、まえゲスの極み乙女。のサポートの方が一昨年あたりに「今までやった中でお客さん一番盛り上がってた!」と呟いてたあたり、少しは反応良くなったんだと信じている…

いや、最近地元のライブ行ってないからわからんけど…Creepy Nutsとか行ってみたかったなー。何故か取れなかったんだけど。