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わたしとBUMP OF CHICKEN


xでもらったマシュマロ

お!リスナー仲間ですか!?嬉しい!!
いきます!


わたしとBUMP OF CHICKENが出会ったのは小学生のころです。
6歳離れた兄の影響とともに友達の影響もありました。兄が先だったか、友達が先だったか…。
ハマったキッカケとしては、フラッシュ動画です。(年代…20歳の子とかフラッシュ動画わかるんか?笑)
Flash動画では、例えば千葉滋賀佐賀とか、ペリー来航とか色んな動画があって、友達はパソコンで通信し放題という当日すごい家庭だったので、入り浸って見ていました。
因みにうちは月に10時間の契約だかで、ピーピュロロロロみたいな接続音とともに緊張しながらインターネットをしていたなぁと思い出します🥺

友達の家で見たFlash動画ラフ・メイカーとKに心打たれたのを今でもハッキリ覚えています。
テレビ番組の中で流れている音楽しか知らなかったわたしには衝撃が走りました。

Flash動画に人生を変えられたといっても過言ではありませんね。ありがとう友達。ありがとうFlash動画。多分音源の転載は違法だけど。

そして兄がELLEGARDENやBUMP OF CHICKENを好きで、兄のMDをカセットテープにダビングして、カセットテープからMDにダビングし直すという平成初期の懐かしいやつでわたしのBUMP OF CHICKEN生活がスタートします。
わたしのMDではfire signが途中で途切れているのですがA面が終わった合図ですね。懐かしい。

それからというもの、毎日毎日そのMDを聴きまくる生活になります。

小学生~中学生で聞きまくっていたのが、やはりわたしの根底を作ってくれていて一番思い入れがあります。
それが、jupiterからユグドラシルまでの4枚だと思います。
1曲1曲とても思い入れがあって、まさににおいもカラーで思い出せるという楽曲たちです。

BUMP OF CHICKENの曲の中で1番何が好き?と聞かれたら、とにかく全部好きなんだという気持ちを前提として、ロストマンが好きです。人生上手くいかなかった時に【状況はどうだい?】を聞いた時に、どばっと何か溢れ出て止まらなくなり、【選んできた道のりの正しさを祈った】【どんなふうに夜を過ごしても昇る日は同じ】【間違った旅路の果てに正しさを祈りながら】
ロストマン全ての歌詞好きなのですが、ここら辺が特に刺さり、今も正解がない旅路の途中で正しさを祈りながらどうにか生きているという状態です。
ロストマンは、あまりライブでやらないことでも有名ですが、20thかな、幕張メッセでのライブで初めて聞くことができました。
あの時は妊娠中で、今はもうないけど最後列に着席用の椅子があったんです。そこに座りながら見ていて、涙が止まらなかったのを覚えています。ロストマンは10年に1度しかライブでやらない気がしているので次は30thかな絶対当てなくちゃ!って思っています。

話は戻りますが、当時のわたしは、THE LIVING DEADのような楽曲内に物語があるようなものが好きでした。特に、続・くだらない唄、Ever lasting lieなどとても好きで、ずっとずっとリピートして聞いていました。
本当にどれも大好きで、中学では周りにもBUMP OF CHICKEN好きな子が居たので話ができるのも楽しかったです☺️
当時は、確かまだポキメの時代…情報がない中、まだ藤くんとヒロのビジュの違いもわからない中(笑)、とにかく楽曲に惹かれ聞きまくっていました。

わたしとBUMP OF CHICKENの転換期は高校時代だったといまでも思います。

まず、わたしは高校時代に大失敗をします。
自分の芋度を理解できてなかったのも原因で、クラス全員から無視というか空気扱いというか孤立します。
中学のときも、かわりばんこに無視やいじめの対象になったりとはあったのですが、それは部活内のことで、クラス全員からというのは高校が初めてでした。
親は厳しくて相談できない、学校はいかなきゃいけない、わたしがすがりついたのがBUMP OF CHICKENです。
その頃はまだBluetoothなんて無かったので有線イヤホンを袖に通して授業中も全校集会でもずっとずっと聞いていました。
とにかく支えがないと崩れ落ちてしまいそうで。
その1年間は特に辛かったです。
わたしは勇気が無かったけど、わたしに勇気があったら危うかったな…と思います。

高校時代に編み出した暗い気持ちから明るい気持ちに切り替える方法を教えますね。

・部屋を暗くする
・体操座りをする
・まずSyrup16gをきく
・落ちるとこまで落ちる
・BUMP OF CHICKENをきく
・心持ち元気になる

です。(笑)
Syrup16gを聞いてからのBUMP OF CHICKENの荒治療でどうにか今を生きています。

そして発売されたpresent from you
学校から直接自転車かっとばしてTSUTAYAに行き、真っ白のジャケットのCDを手に取ったときのことをいまでも思い出せます。
自転車かっとばして帰宅して、CDケースを解体して、聞き入るあの贅沢で緊張する瞬間。
present from youのラストの楽曲【プレゼント】
これもわたしに人生初めての体験をさせてくれました。
それは、初見で泣いてしまう、です。
初めて聞いたその瞬間にドバドバ涙が出てきて、
ああ、わたしはこの楽曲に出会うために今まで辛い中でも生きてきたんだ。
と本気で思いました。プレゼントがわたしが貰いたい言葉を全てくれました。
プレゼントの全てがすきです。あのときの衝撃が今もわたしを突き動かしているのだと思います。

そして大学ではBUMP OF CHICKENを好きな子にまた出会いました。
その子と一緒にGOOD GLIDERツアーで初めてライブに参戦しました。
わたしとBUMP OF CHICKEN第2章の始まりでした。
Zepp Tokyo 雪がチラつく中での入場。
整理番号1番の人が入っていく時のみんなの拍手。
ライブ前のボレロ。
BUMP OF CHICKENが出てきて演奏を始めた時は涙と興奮とモッシュとでごっちゃごちゃでした。
4年くらいライブしてなかったのでリスナーたちもボルテージMAXで、あれは初心者が前方に行っちゃダメでしたね。笑 

そこからのツアーは全部参加しています☺️
あ、箱ツアーは当たってないかも(?)

どれも全て大切なライブだけど、20thの幕張メッセのライブ、(当時)QVCで聞いた【K】などライブについてもいろんな思い出があります。
WILLPOLISのオープニング映像も好きだし、PATHFINDERの記念写真の映像も好きすぎて号泣しました。
なんだろう、カシャン、カシャンとシャッター切っていく、大切なものを空間をその時の空気を切り取っていく、そんなことが頭に浮かんで号泣していました。
あと、Twitterの友達夫婦が第1子妊娠中のときに連番でいって流れ星の正体のときに何故かその仲良し夫婦とこどもを思って号泣しました。因みにこれはキモ過ぎて本人たちには伝えていません。見るな。

社会人になってからは、新宿BUMPオフ初代幹事として、いろんなリスナーと繋がることができて、中高校生時代に人間関係うまくできなくて辛かったことが少しづつ溶けていきました。
若くて、色々至らない点も多かったけど、わたし自身がもう遊ぶとかはなくなってきても、ライブに行ったら会える仲間がいたり、やりとりできる仲間がいたり、誰かと誰かの人生の大きな出会いの場所になれたことを誇りに思います。
わたしは何者にもなれない自分が物凄くこわくて、生きていさえすれば何者かになれて、なにかの役割が与えられる気がしていて、多分…所属感が欲しかったのだと思います。
実際、生きていても何者にもなれてないし、わたしひとり消えたとてなにも変わらないんだけど、自分にとって大切な思い出ができたし、誰かの人生に自分たちが作り上げたなにかが良い方向に作用してくれたのがいまでもわたしの自己肯定感を支えてくれていると思います。

新宿BUMPオフは、私の中でほんっとに大切な思い出です。

そして、思い入れがあるのはやっぱり多感な時期を過ごした初期の曲たちになってしまうけど、本当に全部だいすきで、やっぱりそれは藤くんが伝えたいことが一貫しているからだと思います。
言葉が違っても、楽曲が違っても、根本の伝えたいことは楽曲内でもライブでのMCでもいつも一貫していて、わたしはそれを幼い頃から支えにして、今もこれからも、BUMP OF CHICKENに支えられながら生きていくのだと思います。

子育て初めの時は、RAYを聞くと寝る子だったのでユラユラ揺れながらずっとRAYを聞いていたことを思い出します。

わたしの個人ルールとして、BUMP OF CHICKENを聞いている時は理不尽にこどもを怒らないことにしています。
今やチャンネル権もなく、テレビやタブレットなどでいろんな音が混ざり合う日々…
そんな中であまりこどもたちにはBUMP OF CHICKENを聞かせられていないのですが、理不尽に怒りそう、イライラするなってときは開放型のイヤホンして聞いてます。
be thereアプリが優秀なので、いろんな年代の楽曲シャッフルで聞けるしライブ音源上がるしで、すごく重宝してます。
BUMP OF CHICKEN聞いてるとスッと落ち着いてくるし、自分のイライラで自分の中のBUMP OF CHICKENを汚したくないと強く思うので1理不尽や2理不尽くらいを踏みとどまれたりします。

そうだそうだ、この前のホームシック衛生2024はいままでのライブとはまた違うものを感じました。
多分もう一生ライブでは聞けなくなる楽曲たちが確かにそこに居て、1音1音聞き逃さないように、一生分の1曲を刻み込むのに必死でした。もうこの1音はわたしの人生には戻ってこないのだと、祈るように聞きました。
いままでもきっと、一生ライブでは聞けなくなる楽曲たちはいたのだと思うけど、今回のホームシック衛生2024では、それを明確に感じて、あの頃のことに思いを馳せつつも、楽曲たちをまた周回軌道上に見送るような気持ちで聞いていました。
特異な交差点のような、あの感覚は、ライブでは初めてだったなと思いました。

学生時代や独身時代は、学校と仕事以外の時間を全てBUMP OF CHICKEN聞いてるような人間だったので、それに比べたら聞く時間もガッツリ減っちゃっていますが、今も昔も変わらず、わたしの人生の大切なBGMとして、これからもBUMP OF CHICKENと歩んでいきます☺️

激重自分語りごめん。ほんとにBUMP OF CHICKENがいなかったら、わたしはもうここにはいなかったと思うので、ありがとう。

今人生めっちゃ楽しいし、こどもたち4人に出会えて心から幸せ。






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