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Happy Lifeを目指して日々奮闘中

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最近の記事

夢の実現が幸福ではなく、その過程で感じる幸福

達成感と持続的幸福 夢に向かって努力する人がいる。それは素晴らしいことだし、夢があるからこそ努力ができるのだと思う。 一方、夢ばかりを語り、努力せずに夢の実現への道をショートカットしようとする人を見ると、もったいない人生を送ってるなと思えてしまう。なぜなら、夢や目標を達成することは、その達成自体が幸福なのではなく、そこへ至る過程にこそ幸福を感じられるのではと考えるからだ。夢を実現した達成感やそれに伴う幸福感は一瞬なのに、その過程で感じる幸福感は、夢の達成まで持続的に感じる

    • 無分別と幸福感

      1.赤ちゃんの世界観 前回のコラムで書いた「ものの名前のつき方」をもう少し深掘りして、生まれたばかりの赤ちゃんはどのように世界が見えるのかを想像してみる。まず、本当に生まれたばかりの赤ちゃんは、世の中のものの名前を全く知らない。「ものは他と区別するために名前がつけられる」ならば、赤ちゃんには世の中がひとつながりに見えてるのではないだろうか。目の前にある椅子、机、コーヒー、ランプ...大人の僕たちはそれぞれに名前があり、それぞれを別のものと認識する。でも赤ちゃんはそれらが、境

      • 余白の大切さ

        1.ものの名前のつき方この写真を見てほしい。これは何ですか?と聞かれれば、たいていの人は、「リンゴ」と答えると思う。 何故、この写真を見てリンゴと思うのだろう。そこにリンゴがあって、はじめてそれを見つけた人が「りんご」と呼ぶようになったのだろうか。 言語学の父ソシュールは、この考え方を『名称目録的言語観』と名付けた。ソシュール以前は、この考え方が主流だった。 しかし、考えてみてほしい。日本語にはないのに、他の言語にはある単語というのは、かなりの数存在する。逆もしかりだ。

        • 働きがいと幸福な働き方

          同じ仕事をするなら、やっぱり働きがいのある職場で働きたい。そんなことを思ったことはないだろうか。働きがいがある職場ってどんな職場だろう。そもそも、働きがいって一体なんだ? やる気?好きなことを仕事にすること? そこで、働きがいと幸福な働き方について少し考えてみた。 1.「働きがい」ってなんだ働きがいは、漢字で書くと「働き甲斐」 甲斐とは、そこに“価値”があることだと思う。 例えば、片道3時間かけて食べに行ったレストランの食事が本当に美味しかったら、「時間かけて来た“甲斐”

        夢の実現が幸福ではなく、その過程で感じる幸福

          失敗と創造そしてイノベーション

          失敗は成功の母前のコラムで幸せを感じるには変化が必要と書いた。でも、変化が常に幸せをもたらすとは限らない。変化を起こそうと、いろいろ新しいことを始めても、うまくいかないことも多いかもしれない。実はそれは失敗ではなく、成功への過程なのだ。本当の失敗は、できないことでなく、できるまで続けないことだ。失敗を重ね、それを評価し、何度も挑戦する中から成功が生まれる。 失敗から成功への過程では、失敗を繰り返しながら成功に至る過程はどのようなものだろう。簡単な例え話として、逆上がりの練習

          失敗と創造そしてイノベーション

          変化の種

          変わらない人生と変わり続ける人生幸せを感じ続けるためには常に新しいチャレンジが必要だ。変化のない人生は安定していて幸せだと思うかもしれないが、同じことの繰り返しは実は停滞を意味する。それに慣れてくるに従って、以前は感じられていた幸せも徐々に薄れていくのだ。 変化を嫌う本能とは言っても、常に変化し続けると言うのは言うほど簡単ではない。人は生存本能として変化を嫌うからだ。今でこそ様々なテクノロジーにより、人間は周りの環境の変化にある程度対応することができるようになったが、テクノ

          変化の種

          スタートレックピカードと幸福な考え方

          昔からスタートレックが好きで、各シリーズを見てきた。未来の人類や技術に興味があって、宇宙船や転送装置、レプリケーターなど、本当にこんな未来が来たらいいのにといつも思っていました。(戦争は嫌だけど...) 沢山のシリーズの中で、色々な人が示唆に富んだ名言を残してくれているのですが、中でもピカード船長の言葉は、常に前向きで、私たちが幸福を感じるために必要な考え方、感じ方を教えてくれています。 Amazonプライムで放送された最新版「スタートレックピカード」でも生き方や考え方につい

          スタートレックピカードと幸福な考え方

          隣の芝生が青く見える件

          他人と比較した自分の幸福 人は、自分が幸せだと感じたいために、他者と比較した相対的な幸せを求めてしまいがちだ。幸せとは、主観的で相対的なものなので、仕方ないとは思うのだが.... だが常に他者との比較による幸せを求めていると、いつか必ず自ら不幸を感じる様になってしまう。なぜなら、そういった幸せを感じるために常に不幸な他者を探し求めなければならなくなるからだ。 隣の芝生は青く見えがち そうして他者を見る時に注意しなければならないのは、他者は外から見ると、幸せに見えがちというこ

          隣の芝生が青く見える件

          幸福に生きる

          40歳を過ぎてから、幸せになるにはどうしたらいいのかと考えている。30代までは、仕事に明け暮れ、日々の大半の時間を仕事をして過ごしてきた。休みの日も仕事のことばかりが頭に浮かんだ。当時はそれが正しいと思い、充実していると感じていた。そして燃え尽きて、仕事を辞めて田舎に帰ってきた。 新しい職場でも仕事中心に生きていると思う。それが楽しいしやりがいがある。ただ、どうしたら幸せに生きられるかを真剣に考えるようになった。そんな風に考えはじめ、3年が過ぎた。色々な本を読み、動画を見て

          幸福に生きる