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初めて感じた、もっと知りたい(ぜんぶ)の正体。
今までお付き合いしてきた人たちには、感じたことがなかったもの。
まぁ、ね、そのうち 聞いていけばいいかな!
というやる気のない欲 それが当たり前だと思っていた。お別れのタイミングも、すべて私に決定権があって。興味がなくなったわけじゃないけど・・うん、なんとなくもういいや、で終わらせてきた恋愛。自己中心的で薄情で、優しいふりの思わせぶりの、人たらし。そんな性格で。理由を聞かれたら、「子どものことを考えたら・・」とか適当にそれらしく。むこうの未練をビシバシ感じながら、自由な状態にもどれる解放感をかみしめるのに慣れていた。いつでも、誰とでも、気持ちっていつか変わるものでしょ?だから束縛とか、しんどいし、したくないし、されたくない。友達でも恋愛の相手でも、依存されそうになる人からは、やんわり自ら離れていく。依存されるような振る舞いや言葉をのこしておきながら。一度(もういいや)のスイッチが押されたら、私のなかで世界は切り替わってしまうから。
それがこのざま。ツインレイに沸き起こったこの感情、何が起きたのかわからなかった。気持ちが通じて、近くにいてくれるようになって。
私、こんなに、人を求めることがあるのか・・
知りたい(ぜんぶ)なんて、きもちわるい言葉を伝えてしまうほど。もっと、きてほしくて、そして何よりも、相手の近くに行って、触れたかった。きっと、相手に依存させたかった。
時間はいっぱいある、だからちょっとずつ聞いて、知っていけばいい。
この人はなにか違う。いつ離れて行ってしまうかわからない、だからもっと、はやく、今までのことをぜんぶ知りたい、私のことも知ってほしい。
でも本当にぜんぶ知ってしまったら、もういいや、って飽きてしまうかもしれない。
今まで感じたことのない不安。加えて、変にプライドを発揮してあえて洗いざらい話さないようにする日も。
恋愛、してたなぁ・・!!
終わってみると、私だけが、お祭り期間みたいだった。思えばお祭りの最初に、「俺は、言ってほしい言葉、言ってやれない」ってちゃんと彼は断っていた。私は(え、私からの言葉がほしいんじゃなくて?そっちからくれる言葉?そんなの、大丈夫やで)って返したはずなのに。ずっと、いつも言葉を待ってた。お祭囃子が聞こえてたのは、私だけだった。自分はこんなに愚かで、寂しい人間だと、空の上から手を離されて一人で落ちていくイメージ。
そして、落ちてへばりついた地面で性懲りもなく今も待ち続けてる。言葉なんていらないから、覚悟なんていらないから、存在のかけらだけでも、どうか私に下さい。
ツインレイ女性って、聖女みたいなイメージがありますけど、もし私がそうならこんな例外もいますってことで。
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