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認知行動スキルを錬成する。父から子へ

やりたいことは見つかったかな?

お父さんはまだ見つかっていないよ。ドキュメンタリーの現場で人にレンズを向け続け、なぜ?なぜ?を問い続けていた20年。そこからいきなりWEBの世界に入って、役立ちそうな資格を取ったり、今は夜大学院に通って勉強している。二次元の世界から3次元のVRを作り始めて、でもまだ見せられるテクニックも無い。2次元の経験がじゃましているし、何よりプログラミングの覚えが悪い。直近では、企画しているホームページは出来てないし、月曜のリポートもこれからだ。

でも、なんだか楽しい。

父が昔作ってきたドキュメンタリーって、時間をかけて相手と向き合いながら作るものだった。他人の人生をMRIのように切り取って行く作業に似ているように思える。きっと。そのスライスした何百枚の画像を診断して特徴的なところをプレゼンする。画像診断が告知する
MRIを受けたことは無いだろうけれど、磁力で人間の組織を調べるので大きな筒の空いた機械の中に身体が入っていく。耳栓をつけるけどものすごい苦痛な機械音の中20分くらいじっとしていなきゃダメ。
で、その画像をとにかく見ていく。どう切り取るか?悩む。撮影される方も苦しければ、撮影する方も苦しい。その人の人生を変えちゃうこともあるから。

また、その苦しみを味わいたいのか?もっと別のことをしたいのか?なんだかまとまりのない気持ちが続いている。「四〇にして迷わず」なんて言うけれど、迷いっぱなしがちょっと楽しいのかもしれない。

そのときそのときにやりたいことを見つけよう。飽きたら・諦めたら次へ行こう。「前に逃げろ」とは、お父さんの大好きな人生の友人がいったひと言。逃げ足は速いほうが良い。賽は投げられた。っていうことかな。

何が出るかな?それはサイコロ任せよ。元ネタは自分で探せ。


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