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デジタル通貨についての誤解

昔「五円(ご縁)があるよ」っていう、5円硬貨のかたちをした5円で売っているチョコがありまして……って、今でもあるんですね『ごえんがあるよ』。もうないと思ってましたよ。

チロルチョコなのか! てゆーか『チロルチョコ株式会社』なのか! あくまで商品名なんだと思ってましたよ、チロルチョコ。

Wikipediaによると発売は1984年。えっ!? けっこう最近!(んなわけないけど、おじさん的にはね)。近くの団地のわきにある古い商店街の、駄菓子屋の最後の生き残りみたいなお店でしか買ったことがなかったので、てっきり終戦直後からあるような古い古い駄菓子だと思っていました。1984年にぼくは小五だったんですが、低学年のころからあった気がしていたのは誤解だったようです。

誤解といえば、電子マネーとデジタル通貨は別モノらしいですね。

電子マネーはなんとかペイ的なポイント型のもので、デジタル通貨はリアル貨幣を電子化したもの。あるいはその逆です(わかってない)。

ロシアの件ですっかり話題にならなくなっていますが、中国は北京冬季五輪にあわせて『デジタル人民元』を正式発行した……いや、していなかったようです。当初は正式発行される見込みと言われていたのが、五輪会場で外国人も利用可能にするまでとなったんですね。正式発行との違いがよくわかりませんが、実証実験が続くということでしょうか。

デジタル通貨の話題としては、ロシアに対する金融制裁の回避手段として、ビットコインなどの仮想通貨の方が話題になりましたが、デジタル通貨と仮想通貨も違うとのこと。えー。

国家が定めた法定通貨がまずあって、それそのものを電子化したものがデジタル通貨、法定通貨の決済手段を電子化したものを電子マネー、法定通貨の価値を基準としないものを仮想通貨、と呼ぶ感じでしょうか。きっと。

言葉としては電子マネーもデジタル通貨も本来は同じもののはずですけどね。どちらも法定通貨を基準とする意味合いは言葉に含まれないので、仮想通貨をも内包できる広さがあります。日本語で揃えて「電子通貨」と呼んじゃったりするとどうなるのか気になるところです。

誰かの勝手で専門用語として無理に分類して「これが正しい」「あれは間違い」という話になるの、苦手です。

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