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ドット絵

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ドット絵関連の記事まとめですよ。
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#ピクセルアート

誰得ドット絵『招き猫』

猫グッズの代表格といえば、やはり「招き猫」で異論なしでしょう。でも、ぼくはそのことを忘れてしまっていました。 だって……あまりかわいくない(直球) いやいや、「あまり」といっても現代の悪代官こと甘利明さん(自民党)のことを言っているんじゃないですよ!(このネタ何度目?) いくら招き猫といえば「金運」だからって、出てこないでいただきたい~! 冗談はさておき。 昔ながらの伝統的なデザインの招き猫は現代的な感覚で「かわいい猫」とは言い難いものの、味があるからいいんです。

誰得ドット絵メイキング『ポインター』

今回は、昨年の「ドット絵でマップを描こう」シリーズの途中で描いた『ポインター』のドット絵メイキングです。 昔めちゃくちゃ楽しんだRPGシリーズ『真・女神転生』の"地上マップで主人公の位置を示すアイコン"を念頭において描きましたが、その正体は公衆トイレの"Gentleman"マークを立体的にしたものと考えていいでしょう。 『真・女神転生』のゲーム中でも、トイレを探してモジモジ・キョロキョロしている様子で動きます。 「言うは易し」の下描きポインターは、本来なら基礎的・直線的

誰得ドット絵『やんのかステップ』(後編)

前回は、猫が強敵に相対したとき威嚇ポーズ『やんのかステップ』をモノクロで作成しましたので、後編では「カラー化」していきます! シャーッ 着色準備着色する前に、まずは準備としてモノクロ状態に少し手を加えて、「毛の逆立ち」を表現しておきます。 背中はもともと暗色(グレー)が配置されているので逆立っている毛の部分を明色に変え、逆に尻尾は一部に暗色を散りばめました。 配色方針を決める続いていよいよ着色を始めますが、猫の色や模様は様々ですから、配色の方針を決めなければいけません。

誰得ドット絵『毒の沼地』

以前描いた"微妙な角度"のマップに新しいパーツを足していこうと思っていたのですが、ついついサボってしまっていました。建物か、地形か。なにを作ろうかな~と悩んでいるうちに時は過ぎ去り、季節も移り。 ええい、そんなに迷うくらいならタイミングで決めてしまえ! ということで、ちょうどいいので(?)再開一発目は『毒の沼地』としました。 毒は緑色?先日、「日本では毒といえば紫だが、海外(欧米)では緑だ」という話題を見かけたんです。ゲームの毒ステータスアイコンとか、魔法エフェクトなど

ドット絵ですし(前編)

先日ひさしぶりにおすしを食べましたので、今日のドット絵はおすしです。さっそく、にぎっていきましょう。 ごはんからにぎにぎまずは、ごはん部分から描いていきます。 「ごはんではない、シャリだ!」と言われそうなんですけど、そういう専門用語は苦手なんですよ。 例えば、おすしを食べに来たカップルが「アハ、ごはんぽろぽろになっちゃった」「シャリだよ」「え?」「ごはんじゃなくてシャリ」なんて会話していたらムード最悪ですし。 修正しましょう。 「アハ、ごはんぽろぽろになっちゃった」

ドット絵バイオレンス

ずいぶん前に、世界の国々の国旗をドット絵にしていくのを趣味にしようとして描き始めたのですが、ちっともやれていませんでした。 というわけで今回は、先週末に武装組織ハマスに急襲されたイスラエルと、そのイスラエルのなかで迫害を受けているパレスチナの国旗をそれぞれ描いてみました。イスラエル旗の中央にある六芒星(ダビデの星)がこのサイズで描くには「どうしろっていうのよ」的な複雑さだったのですが、あーでもない、こーでもない、とやっているうちに意外とそれらしくおさまってニッコリです。

誰得ドット絵『モアイ』

ひっじょ~に、ついてこられる人が少ない話題かもしれませんが、ぼくはモアイが大好きです。小学生のころ「モアイ展」があって、それを観に行って以来、モアイの作られ方、運ばれ方、そしてモアイとともに絶海の孤島に生きたイースター島の人々の文化に魅了されてしまったのです。 世界の歴史や考古学に関心を持ったのも、モアイやイースター島が大きなきっかけでした。 もちろんイースター島という名前は西洋人が訪れて勝手につけた名前で、現地語では「ラパ・ヌイ」というそうです。「"キエフ"はロシア語で

超誰得ドット絵メイキング『栗』

本日はこのnoteでも最強ランクの不人気ドット絵『栗』のメイキングをおとどけします。どれくらい不人気かと言うと……今見たらスキ4ですって! ビッ"くり"ですね、栗だけに! ……。 そんなこと言ってるから不人気なんですよ!! イガグリ投げんぞ、コラッ(逆ギレ) あーん。失礼しました。いくらスキ5以上は狙わない方針といっても、どうなんでしょうこれは? クオリティはそう低くなく、自分ではけっこうよく描けたと気に入っているだけに、この低評価はとても切なく、なんともイガグリ投げた

敬老ドット絵リメイキング!?『老兵』

今日、9月15日は敬老の日です。 ……と思ったのですが、今年は週明けの9月18日が敬老の日になっていました。そういえば『ハッピーマンデー法』なんてものがありましたね~。 あれって当時、超絶不況下に「3連休を増やすことで国内観光地を訪れる人を増やす(3日では海外旅行には行けない)」という一種の利益誘導もあって地方出の自民党議員が推し進めたんですよね。「週の半ばに1日ただ休むだけじゃ金を使わないからダメだ、連休にすれば金を使う」という具合い。 なにその浅い考察。庶民の暮らし

ドット絵メイキング『座布団』

誰得ドット絵落語をやったときに、またやるなら座布団がほしいな~と思っていました。なので今日、描きたいと思います! さすがにこれは難しくはないのでサクサク進めていきます。#ドット絵初心者 の入門にも良いのではないでしょうか! 今回のキャンバスは24x24ドットにしました。 作業はダミー色で進めていきますが、"和風な気持ち"を高めるために紫を使っていきます。和風……和風……むにゃむにゃ(インストール中)。 手順① とりあえず菱形を描くでござる。カドは丸めでござそうろう。

どっと絵めいきんぐ小噺「小判」

本日は『小判』のドット絵メイキングをおとどけします。 越後屋! お代官様! 賄賂を贈るならドット絵で! おおっと、あまりに意味不明な出だしでしたね。 "あまり"に、と言っても甘利明さんは関係ないですよ。まるで「時代劇」のような、こんな↓↓事件もありましたけどね! しかもこの事件、ただの「疑惑」ではなく事実! これで経済再生担当大臣だったんだから驚きですよ、そりゃー自分の懐具合はむくむく再生するでしょうけどね! あまりしつこくせず本題にところで「小判」といってもいろい

ドット絵リメイキング『ショートケーキ』

本日は『ショートケーキ』のドット絵メイキングをお届けします! もとはnote書き始めから1周年のときにタイトル絵に使ったものでした。 ただこれ、あまりデキが良くなくて、見返すのもイヤだったんです。 ドット絵らしいコントラストがないし、それでいてリアルなわけでもないし……。 とはいえ、いつまでも目を背けていられないこともありますので、むしろリメイクする機会を作るためにも一念発起してドット絵メイキングをお届けすることにしたわけです。 なお、いま目を背けたいものナンバーワン

ドット絵メイキング『かき氷』(後編)

ドット絵メイキング『かき氷』の後編です。前編で作成した「ガラスの器」に「氷の山」をのせて、かき氷を完成させます。実物の「かき氷」にはまだありつけていませんが、がんばります! ざっくり山盛りかき氷のバランスを決める「ガラスの器」は24x24ドットいっぱいに描いたので、まずはキャンバスを32x32ドットに拡大します。(手順①) そのあと、ざっくり白い氷の山を重ねます。(手順②) ただし氷の山は、機械的な形状にならないよう左右非対称にしたり、でもやりすぎないようにしたり、直線

ドット絵メイキング『かき氷』(前編)

なんだか超暑いですけど、みなさん生きていますかー!? 今回はその"超暑さ"に負けないために、昨年9月27日の記事タイトルにしたドット絵『かき氷』のメイキングをおとどけします。前編はまず『ガラスの器』を、後編では『氷の山』をつくっていきますよ。 「前後編にわけるほどのものか~?」とお思いの方もいるかもしれませんが、このシリーズで透明の物体を扱うのは初めてですからね。器だけでも、意外といろいろあるのです。 器の基本構造を決めるまず前提として、今回描くガラスの器は、背景色が赤