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#4 大学院実践演習1の様子について

4週目の今回は「第4回大学院実践演習1の様子について」をご紹介します。

<投稿テーマ>
1. 九州工業大学について
2. 需要創発コースについて
3. HPC2020チームについて
4. 大学院実践演習1の様子について(←This week!!!!)
5. 大学院実践演習2の様子について

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1.初めに

HPC2020チームは2020年の5月に結成され開発がスタートしました。
期間としては2020年の5月〜8月の3カ月間、開発に取り組みました。

その期間で私たちは次の内容に取り組みました。
・基本知識の習得
・要件定義書の作成
・モックアップの作成

1つずつ具体的に説明していきます。

2.基本知識の習得

開発を始めた当初、私たちはシステム開発に関する知識やHPCに関する知識など全く知らない状態でした。

まずは開発に必要な知識をつけよう!ということでまずは勉強から取り組みました。
具体的に調査したものは2つ、「システム開発に関する知識」「HPCに関する知識」です。
開発に必要となる知識のキーワードを教えてもらいながら、3人で分担して調査を行いました。
それぞれの詳細を以下に記します。

<システム開発に関する知識>
 ・システム開発とは
 ・要件定義書、基本設計書の書き方
 ・コラボレーションツールの使い方(Github、Slack、Google Drive等)

<HPCに関する知識>

 ・HPC (High Performance Computing)とは
 ・クラウド(ヘッドノード、コンピュートノード、スイッチ、NFS等)
 ・さくらのクラウド、さくらのクラウドAPI

3.要件定義書の作成

必要な知識を習得した後、開発を進めるために要件定義書の作成に取り掛かりました。
クライアントのさくらインターネット様の要件をヒアリングしながら、手探りで要件定義を進めていきました。

この作業、私の感覚ではこのチーム開発の中で1番苦戦しました・・・
チームメンバーやクライアントとも友好な関係を構築しながら、初めての開発のヒアリングを行わなければいけなくてめちゃくちゃ大変でした。
また、チームメンバー間のスキルレベルの差も大きく、話についていくのが必死だった記憶もあります。

そんなこんなで約2ヶ月間、みんなで頑張ってなんとか要件定義を形にできました。
作成した要件定義所の項目の一部と、実際の要件定義書の一部を以下に記します。

<必須項目のピックアップ>
・概要
・本システム導入の目的
・機能要件
・非機能要件 etc.

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図:作成した要件定義書(一部抜粋)

4.モックアップの作成

3の要件定義でどのようなものを開発すればいいのかの要件がまとまったので、システムの詳細をイメージしやすくするために、つきやまくん主導でモックアップの作成を行いました。

今回開発したのはクラスタ構築に関するモックアップで、内容としては以下の3つを作成しました。

クラスタ構築
①認証:アクセストークン,アクセストークンシークレットの入力
②config file の定義:クラスタのパラメータファイル
③オプション:指定パスに出力,指定パスを生成


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大学院実践演習1の様子についてご理解いただけましたか?

次回は最終回の「#5 大学院実践演習2の様子について」のご紹介を行います!

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