tatooをいれました。

どうも、はじめまして。

このページを見ているということは、貴方は良くも悪くもタトゥーに興味がある、ということですよね。

そこで今回は、皆さんが知りたい「タトゥー」のこと、出来る限りお伝えしたいと思います。知りたいことだけ読んでいただいても構いません。

筆者は今回のタトゥーが初体験でした。

初めてのことだからこそ、率直に、かつ簡潔に、語っていきたいと思います。

※最初に言っておきますが、勿論、筆者はタトゥー賛成派です。


?タトゥーへの疑問?

Q.痛みは?

Q.料金は?

Q.偏見や差別は? 親に相談した?

Q.メリット、デメリットは?

Q.おすすめのスタジオは?

既にタトゥーについて、色々と検索した方ならお分かりだとは思いますが、タトゥーというのは一生消えないモノです。

だからこそ、疑問を残したまま施術に行くのは不安ですよね。

なかでも一番多い疑問は、上記にある5つなのではないでしょうか。とりあえず、手始めに【痛み】【料金】【差別・偏見】の3つの疑問にお答えしていきたいと思います。


Q.痛みは?

ピアスやタトゥーといったものだけでなく、医療行為に対しても知恵袋なんかで「どのくらい痛いんですか?」なんて質問はよく見かけますよね。

ちなみに筆者はピアスも開けていますが、全て耳たぶのみ、軟骨に開ける勇気はありません。

何故、軟骨に開けないの?

そう聞かれることも多いのですが、答えは単純明快。

「痛そうだから」

タトゥーを入れようか悩んでいる人の多くも、この不安を抱えていらっしゃるかと思います。

だらだら書いていても退屈なので結論を言います。


痛いです。


でも、耐えられないことはありません。

勿論それはタトゥーを入れる部位、個人の体調や痛みの感じ方、彫り師さんの技術などもろもろで変わってきますが・・・・・・。

例えば、舌にピアスを差している若者が某有名動画サイトで、

「舌ピはあんま痛くなかったよ」

なんて言っていても、説得力ないですよね。咀嚼中にちょっと噛んだだけであんなに痛いのに、そんなわけないやろ。って思ってしまいますよね。

結局のところ、どこからが痛くて、どこからが痛くないかなんて「感覚論」は信頼できません。が、それでも知りたいって人のために敢えていうならば、「我慢できるけど痛い」ってところでしょうか。

筆者は縦5センチ、横3センチほどのデザインを左腕の内側、手首の辺りに入れたのですが、まあ、痛かったですよ。

・・・・・・いらすとやさん優秀だなあ。

筆者がお世話になったスタジオさんはとても親切なところで、デザインを腕に転写して乾くまでの待ち時間に色々とお話しを聞かせていただけたのですが、まず言われたことは、

「よく勘違いされるんだけど、タトゥーを彫る機械の先端はカッターみたいな刃じゃなくて、小さい針を密集させたものなんだよね。

確かに彫られる側は、刃をザクッと刺されてギーッと切られるような感覚がするんだけど、実際には針の先でツンツン刺してるだけだから」

とのことでした。

実際に施術をうけるとあら不思議

確かにカッターで切られているような感覚なんですよ。これは筆者の推測ですが、針の上下運動が早すぎて、刺さる→抜ける→刺さる→抜けるの感覚に人間が追いつけず、ずーっと刺さっている痛みを感じているから切られてるって錯覚するのかなあ。って思いました。

ちなみに、筆者は腕の内側に彫っていただきましたが、これが外側だったらここまで痛くなかったかも、って思います。

ファーストタトゥーのおすすめは腕の外側かなあ。


Q.料金は?

続きまして、料金のお話です。

安すぎても心配、でも高すぎるのはちょっと・・・・・・。

そう思う気持ちはよくわかります。

一応、痛みのお話しでも書いたのですが、筆者のタトゥーは左腕の内側に縦5センチ、横3センチほどの大きさで入っています。

こんなカンジ。

これで料金は5千円

この大きさだとワンポイント扱いになる上、カラーは入れず、黒一色でベタッと彫っていただきましたので(ぼかし、という作業は入っておりません)この料金なのかな、と。

皆さんはこれを見て「安い!」と思うのか、「高い!」と思うのかはわかりませんが、筆者は「安いなあ」と思いました。

しかし、安価だからと言っても、施術の際には新しい針を開封するところから見せてもらったり、衛生面の説明も丁寧にしてもらえたりと、たった1度の施術とはいえ彫り師さんとは良好な信頼関係を築けましたので、不安はありませんでした。

ただ、洋服や飲食物などとは異なり「単価」がないので、施術料は大抵の場合が「言い値」になるとは思います。

その辺に関しては他サイト様の目安を参考に、少し高めの料金を想定していくことをお勧めします。


Q.偏見や差別は? 親には相談した?

まあ、これは避けられない問題ですよね。

じゃあ、判りやすいようにしてみます。飛ばさないで読んでみてください。


例えば、1000年に1人の美少女アイドルがここにいたとしましょう。

いやあ、可愛いですね。

外見の魅力はもちろん、彼女の清楚素直な性格と、一生懸命ファンサービスをするその姿を見て、あっというまに彼女の虜になってしまうわけです。

彼女の為なら、僕は薄給でも応援し続けるぞ!

チェキだってたくさん撮っちゃうぞ!

そんな自分の真摯な思いが伝わったのか、針の穴を通すような確率だと称されるハイタッチ会に当選!

やったぞ! ついに、彼女に会えるんだ!

ウキウキしながら会場へ行くわけです。爪も切ったし、お気に入りの洋服で準備万端!

まだかな、まだかな。長蛇の列もなんのその。あっという間に自分の順番がやってきました。


イェーイ! ハイタッチ!!


・・・・・・って、あれ?


気付いちゃうんですよね。彼女の腕に彫られた立派なドクロに。

その瞬間、彼女の印象はがらりと変わっちゃうんですよ。清楚で純粋で、いつも一生懸命な彼女のバックグラウンドが、妄想の中でモクモクと膨らんでいくわけです。

実は不良だったのかな・・・?

もしかしてヤ〇ザの娘とかなのかな・・・?

彼女は本当に素直一生懸命な子だったとしても、タトゥーがあることを知らなかった頃には戻れませんよね。

タトゥーを入れるというのは、そういうことなんです。

重い話にならないように、ちょっと茶化してみましたが、実際はもっと深刻です。

今、貴方の隣に大切な人が居なかったとしても、いつか愛する人が現れたとき、「タトゥーが入ってる人は無理」って言われる可能性は、ゼロじゃないどころか、100%のほうが近いんです。それが、今のニッポン。現状。

タトゥーくらいで偏見とか差別とか、ありえない!

その気持ちはわかります。

でも、そういう偏見とか差別って、あらゆる世界で取り扱われている問題で、あらゆる世界に存在しているのに今だに解決されない問題なんですよ。

LGBTQの性差別とか、肌の色による人種差別とか、持って生まれたものに対する差別や偏見すらも改善されない世の中で、「タトゥーを受け入れてくれ!」って言ったって・・・・・・ねえ?

筆者は勿論、それらのことを踏まえた上でタトゥーを入れましたが、この先いつかタトゥーが身体にあることを後悔する日がくるかもしれません。

でも人生は1度きり。小学生のころもっと勉強してればよかった。高校生のときは運動部に入ればよかった。あの子に好きって言えばよかった。そういう行動しなかった後悔を今まで沢山してきたので、お金を自分で稼げるようになった今、ずっと入れたいと思っていたタトゥーにチャレンジしたわけです。

親には反対されていましたから、最悪、一生隠し通すか、或いは夏になったら必然的に見えてしまう位置なので、夏になったら言おうって思ってました。

だから、事後報告。

左腕にタトゥーをこさえて帰ったその日の夜、大学時代の親友と会う約束があったので、実は・・・と相談してみたんです。

「親に言うべきかな?」

黙っときゃばれないだろ、そう言われると思ってたんですが、親友は真面目な顔して、

「馬鹿野郎」

って言ったんです。

「もし、お前が親より先に死んだとき、お前の死体には親の知らないタトゥーがあるなんて、哀しすぎるだろ」

「お前の死体が身元不明だったとき、左腕にタトゥーがありますって聞いた親御さんはどう思う? ああ、よかった。うちの子じゃないわって、何も知らないまま安心するんだよ」

もしかしたら、今日この帰り道、2人して事故に遭うかもしれない。明日の朝、心不全で目が覚めないかもしれない。

冷たくなった我が子の身体に、見たことも無いタトゥーが入ってたら、どう思うよ。

これは結構、グサッときましたね。

――で、結局帰ってすぐに親に言いました。

「ごめん。でも、どうしてもこれだけは譲れなかったから」

怒られましたよ。呆れられました。

タトゥーを入れた理由も、デザインの由来も全て話したんですが、最後に親が、

「そのタトゥーを見るたびに、今日みたいに正直者だった自分のことを思い出してください。大切なことならなおさら、隠したりなんてしないで」

って言われた時は、思わず号泣しました。

いや、親には嘘ばっかりついてますよ。学生時代は誰よりも喧嘩が強かったんだとか、英語の先生に「君はネイティブか?」って褒められたんだとか、そういう嘘は。

でも、これはそういうとは違うなって思いました。

もし、これを読んでいる貴方が親にタトゥーを隠しているのなら、そして、それが後ろめたいのなら、親には話すべきだと思います。

ただ、家族の形ほど複雑なものはないので、一概には言えませんね。言わないほうがいいことだってあります。

自分の最善と、両親への最善をよーく天秤にかけてみてください。

きっとその先に、答えはあるはず。なんつって。


最後に

ここまでにします。長くなるんでね。

次回は、まだお答えしていない疑問について、書いてみたいと思います。

何かあれば、こちらまで・・・・・・ってSNSの情報とか貼り付けたいところですが、このページをどれだけの人が読んでくれるかもわかりませんし、まだ準備もできていないので。

このへんで。さよなら!


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