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コロナ禍でも、留学できる⁈(ビザ準備編)

秋からの留学を一年延期することにした2020年。
全世界がパニックになって、生活も一変し、見えないウイルスを恐れながら自粛する日々。ものすごくストレスだったけどいつの間にか慣れて、そして幸運なことにコロナに感染することもなく2020年を終えました。

そして年が明け2021年。

1月~3月。五里霧中の不安。

年末の帰省からそのまま実家にとどまることを決めて、オンラインですべての授業を受けていました。コロナの終息が見通せない中、留学がどうなるかもわからない。だから就活も始めてみたけど、なんかピンとこない。卒論についても考え始めないと…。

この時期は「留学はこの調子だと今年もちょっと無理かな…」という気持ちで、すべての見通しが読めないがゆえの不安と、すべてに気力と体力を注がないといけないストレスで、精神的にとてもしんどかった3か月でした。

4月。留学への道がひらけた!

就活はなんとなく方向性とか自分のスタンスが見えてきた頃。

アメリカでは日本よりもはるかに速いスピードでワクチン接種が進んでいました。そして、ベイツ大学から1年以上ぶりのアナウンスが!

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ワクチンの供給が広がったことを受けて、ベイツ大学では、学生、教職員がワクチン接種することを前提に2021-2022年度は通常通りの授業と生活に戻すことを決めました。

このアップデートが出てから、あれよあれよと留学のための手続きが進んでいきます。

まずやったことはビザを取ること。
具体的なプロセスはまた別で書きますが、4月中にビザを取るためのSEVIS feeを支払いました。

日本円にして39,000円ほど。オサイフ大打撃。

【SEVIS fee】
学生・交流訪問者情報システム(SEVIS)は、インターネットベースのシステムで、F、M、およびJビザの学生交流訪問者(およびその家族)が最初に書類(I- 20またはDS- 2019)を受け取ってから卒業/プログラム終了/または学校を辞めるまでを管理するシステムです。
(https://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-otherfeeinfo.asp)

SEVIS feeを支払うと、I-901 SEVIS fee Payment Confermationというドキュメント(領収書)が発行されます。これがあると、学生(F-1)ビザを取るために必要なI-20というドキュメントを大学が発行してくれるのです。

5月。ビザ取るぞ!

ビザを取るための書類が揃いました。コロナでも学生ビザは発給されていました。良かった。

ビザを取るまでの流れはこんな感じ。

①Online Nonimmigrant Visa Application (DS-160)の記入
②プロファイルの作成&ビザ申請料金の支払い
③ビザ面接の予約
④アメリカ大使館での面接
⑤ビザの受け取り

ビザ申請料金は、17,600円でした。ここでも大きな出費(泣)

5月になってすぐDS-160を記入して、8日には面接のための予約を取りました。面接は21日。思ったよりもすぐだった。

ちなみに、この時は留学行く気満々だけど、並行して続けていた就活もいい感じに進み始めて、どのタイミングで「留学するかもしれない、でもどうなるかまだ確実じゃないから就活もしている」と伝えるか、それはそれで悩むところがありました。

6月。ビザ、ゲット!

面接をしてから2週間後くらいにビザが発給されました。

発送してもらう方法と、自分で取りに行く方法があって私は後者。
大使館並みに厳重な警備のなかで本人確認とかして時間かかるのかなと思いきや、普通のビル(というかアパート?)で5分くらいで終わって拍子抜け。

とはいえ、SEVIS feeを支払ってから1か月半くらいで無事F-1ビザがもらえました!早い!やったー!
ビザ申請の詳細は、こちらの記事もぜひ参考にどうぞ。

ビザをゲットしたら一気に留学が現実的なものになってきました。
この時点で、一応は留学に行くことを決意。
大学に休学届を出すことを決めましたが、万が一のために就活はぎりぎりまで続けていました。

ここまでが準備の前編です。
後半はいよいよ渡航に向けての準備編(諸々のワクチン接種やPCR検査の予約、日本の大学の手続きなど)です。

書くこといっぱいだなあ!

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