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【動画でわかる】Linuxサーバをはじめて触る人のための10ステップ

LinuxはWindowsと操作方法が大きく異なります。そして、Linuxの中でもたくさんの種類があり、何から初めて良いのかわからないと思います。

今回は、Linuxを触る上で基本となる知識をまとめたので、ぜひ入門として活用して下さい。全く何もわからない状態から、基本の身についた初心者のレベルまで上がれるような動画にしています。

①ディストリビューション

LinuxはWindowsと違って、たくさんの種類があります。その種類をディストリビューションと呼びます。まずは、今使用しているディストリビューションがどの立ち位置にいるのか、どんなディストリビューションがあっているのかをまずは知っておきましょう。

②ディレクトリ構造

フォルダのことをLinuxではディレクトリと呼びます。今回は全体のディレクトリ構造を紹介します。全体像の把握として、ざっくり知っておきましょう。

③シェル・カーネル

Linuxは他のOSと違って、シェルとカーネルという部分を使用する特徴があります。この違いは、Windowsがユーザフレンドリーなのに対し、Linuxは深い部分まで自由に変更できるようになっていることに起因しています。

Linuxでは、自由度が高い一方で小さな操作ミスで壊れやすいので、シェルという安全装置を介して核に当たるカーネルを操作していきます。

④よく使うコマンド

Linuxでは、Windowsと違ってコマンド操作が主になります。全てを紹介することはできませんので、よく使うものだけをピックアップしました。どんなことができそうかイメージするための例になると思います。

⑤パイプライン・リダイレクト

Linuxの思想として、最小のプログラムを組み合わせてやりたいことを行うという考えがあります。パイプラインは小さいプログラムをいくつか組み合わせるための手法です。コマンド操作で頻繁に使用するので、ぜひ覚えておきましょう。

⑥bash

シェル・カーネルの動画でbashの説明をしました。ここでは、bashの動作順についてお話します。Linux操作について調べていると「.bashrc」にコマンドを追加する機会が多くなってくると思いますので、その理由について理解できると思います。

⑦SSH/Xserver

Linuxはサーバとして使用される機会が非常に多いと思いますが、デスクから操作するときに遠隔操作が必要になります。遠隔操作に必要なSSHと、GUI操作が可能になるXserverについて紹介します。

⑧プロセス・スレッド

Linuxは計算サーバによく使用されます。使用する際にプロセスとスレッドという単位があり、混乱を招くと思います。初めて学ぶ人でもわかるように紹介しました。

⑨並列計算

並列計算について説明しました。計算サーバはメモリの分け方で計算効率が大きく変わります。知っておくと、サーバ構築で全体像が理解しやすくなるので、ざっくりとで良いので理解しておきましょう。

⑩MPI

並列計算の標準規格として基本的にMPIが使われます。特徴と並列計算コマンドについて説明したので、御覧ください。

上記の動画を一通り見ていただけると、ある程度Linuxへの理解が深まると思います。今後も必要な動画があれば追加していきたいと思っているので、なにか欲しい情報などあれば、コメント欄にアドバイスいただけると助かります。

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