VRゲームの時代がもうそこまで来ている!!!
VRゲームの進化
ご存知かもしれませんが、最近のVRの勢いがとんでもないです。5Gや自粛、大手VRメーカーのOculusがFacebookに買収されたなど、VRの話題は途絶えません。
話題とともに開発にも熱が入ったのか、技術的にもどんどん進んでいます。特にVRで重要なのが「遅延」に対する技術なのですが、それも対策がたくさん出ていて、すぐ解決しそうな勢いです。
技術的な話は今回はしませんので、興味がある方は下記の動画を見てみてください。VRの仕組みとちょっとした技術について解説しています。
ゲーム業界を急進させるEpic Games
VRゲームの知名度も少しずつ広がってきましたが、まだまだ魅力的なゲームの少なさが否めません。
今話題になっているゲームといえば任天堂の「どうぶつの森」でしょう。まだまだ、ゲーム機でゲームをするという時代の名残は続いています。
そこに大きく攻め入ったのが、「Epic Games」です。
Epic Gamesとは、ゲームエンジンと呼ばれるゲームを作るためのソフトウェアを提供している会社です。ゲームエンジンといえばUnityが有名だったのですが、新しく現れたEpic Games製の「Unreal Engine」が便利さと性能で大きく追い越しています。
さらにEpic Gamesの凄さはそれだけに留まりません。ゲームエンジンを作りながら、ゲームも提供しています。fortniteというヒカキンさんがやってて、小学生に大人気のゲームもEpic Gamesが作っています。
つまり、日本人にとっては全く知らない会社ですが、実はEpic Gamesはゲームエンジン会社としてもゲーム会社としても5本の指に入るであろう一流の会社なのです。
Epic Gamesの本気
最近、いかれたキャンペーンを行っていることで、ご存知になった方もいるかもしれません。それは、「自粛期間だから長時間遊べるクオリティの高いゲームを提供するぞ!」というキャンペーンです。
先週は有名タイトルのグラセフ5が無料で一週間提供されていました。(ちなみに今週はシビリゼーションでした)
実は最近話題タイトルが出てきただけで、2020年初めからこのキャンペーンは続いていました。
少し前にグーグルやアップルのオンラインゲームプラットフォーム開発の発表があり、そちらへの注目は大きかったものの、EpicGamesへの注目はまだまだでした。
しかし、私としてはこれほどまでに成果を上げて、大々的に攻めたキャンペーンを行っているEpic Gamesこそが次の時代の覇者になるんじゃないかとひっとり思っています。
次世代の支配者となる Unreal Engine 5
最後に本題のVRの話に移りましょう。
VRの現状の問題として、ソフトの有名タイトルの少なさがあります。不正確ではありますが、現在Oculusで使用できるソフトが300本程度という話を聞いたことがあるので、数は結構あるもののユーザーが少ないので爆発力がなく、作り込みするほどの時間とお金がかけにくいのでしょう。
良質で人気のあるゲームを作るためには「クオリティを上げてユーザー数を増やす、そしてユーザーから得たお金を投じてクオリティを上げる」というループに持っていくことが非常に重要ですので、どこかで引き金を引かなければなりません。
そこで、Epic Games製のゲームエンジンUnreal Engineの出番です。とにかく開発者の負担を軽減することで、ゲームのクオリティを上げようという事です。
ちなみにこのゲームエンジン、めちゃくちゃ画質がきれいで、VR開発もプログラミングなしに行えます。最近新しいバージョンとしてEpic Games5が発表されました。
正直、もう現実との区別をつけるのはかなり難しいと思います。しかもこれが、アマチュアでも作れるのです。
ひと目見たとき、私もすごく感動しました。これほどまでに美しい映像が無料で作れるのかと。
Unreal Engineはインテリアコーディネートなど、ゲーム以外の用途でも使えるため、今後きれいなCG映像を作りたい場合には、どんどん使われ始めると思います。CGソフトとしてMayaやHoudiniといったソフトもありますが、簡単なものを作るのではあれば、個人的にはUnreal Engineが使いやすさの面で優れていると思います。
個人でも簡単にきれいなグラフィックのゲームが作れるようになったとき、時代は大きく動くと思います。そして、VRが急速に時代を変えていく日が待ち遠しいですね。
CGやITに関する内容をYoutubeでも発信しています。ぜひ下記からご覧ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?