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7/8 定例会ご報告

北中城のカフェ「cotonowa」さんで開催された7月の定例会。
テーマは「親子関係」でした。
SNSでの告知にピン! ときて、初参加された方もいました。

親子関係といえば全ての人が何らかのエピソードをもち、世界共通の普遍的なトピックスになりますよね。自分の両親のこと。結婚をとおして得た新しい家族や我が子のこと…。

きょうだい間でも期待される役割があります(年長の子が下の子の面倒をみるなど)。女性においては、娘・嫁・妻・母・ワーキングママなど様々な役割が求められ、立ち位置によって見える風景は変わってきます。でも家のことはプライベート(内輪)なことと見なされるため客観視しずらく、他の家庭と比較することもできません。

親子関係で感じる素直な気持ちを、参加者9名で自由に語り合いました。

・DV家庭(父→母への暴力)で反骨精神が育ち、仕事や生き方に直結した
・威圧感のある母を怒らせないよう、子どもの頃はビクビクしていた
・母のようになりたくないが、無意識に娘に同じことをすることがある
・親を反面教師に、自分の子には共感し、待つことを心がけている
・我慢強い子がいい子とされ、火傷をしても「痛い」と言い出せなかった
・早い段階で親も不完全な人間と気づき、フラットな関係、距離感がもてた
・パートナーの親と一緒に暮らしているが、距離を置きたいと思う

世間体とか、社会から非難されたくないという思いから、育児をひとりで担う母親に過剰なプレッシャーがあるのは間違いありません。女性は出産するだけでも大変なのに、よき母、よき妻を期待され、たくさんのことが「できて当然」として求められたら、もう無理~💦って思ってしまいます。

話し合いの中でも、佐々木正美先生の『子どもへのまなざし』という本で救われたというエピソードや、香山リカさんの『母親はなぜ生きづらいか』からの引用があり、ブレイディみかこさんの本からは「共感(エンパシー)やアナキズム」の話まで飛び出しました。

家族のかたちは一つひとつ、全てが異なっている。
そして家族は「個」のことではなくて「社会」そのもの。
そんなことを色々と考えさせられた、深いテーマの定例会でした。

次回のハウトゥセイ Vol.11は那覇協働プラザで8/9(火)に開催します。
テーマは「夏休み親子特集! 性教育すごろく&生理かるた 第二弾」で、中学生くらいのお子さんから参加いただけますよ♪

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