テーマパークの暗記術
今回は、ある地方のテーマパークに現れた声の美しいスレンダーな女性。彼女はすぐにMCとして、その才能を発揮します。ステージで何も見ないで、ダンスグループの紹介や、来賓の方の紹介をいつも正確に話す、彼女の覚え方の秘訣に迫ります。
何も見ないでよどみなく
地方のテーマパークで働いていた頃、関東から声のきれいなスレンダー女性がやってきました。
彼女は、歌もダンスも上手でが、最初に驚いたのは、MCをして、出演するグループを紹介する時、ステージ上で何も見ないで、よどみなく話し、ショーを進めるところでした。
その後、彼女とは、一緒にMCをしたり、歌を歌ったり、ダンスをしたりと、多くのステージを一緒にしましたが、彼女はいつも、MCではこんな調子で、かんだり、詰まったりしたところをほとんど見た記憶がありません。
しばらくして、親しくなってから、どうやって覚えるのか、やり方を聞きました。すごいコツがあるかもしれません。
テーマパークの樹木に出演者のプレートがある?
彼女は、会社が用意した施設に一人で暮らしていましたから、炊事や洗濯は自分でする必要があります。
その時、「洗濯が終わるまでに、これを覚えよう。」と決めて覚えると言っていました。
また、テーマパークの野外ステージに自分が立っているのを想像し、あの木を見たらこのチームを紹介する、次の木を見たら、このチームを紹介するというように、まるで、公園の樹木にチーム名を書いたプレートがかけてあるかのように、顔をちゃんと前に向けて、話していたのです。
そう言えば、たしか記憶術とかいう本の中に、自宅の外から中にかけて、玄関からドアノブを1,扉を2,靴箱を3・・・などと、良く知っている場所に順番をつけて、覚えたいものを順にドアノブ、扉、靴箱と関連付けて覚えるというような事が書いてあると聞いたことがあります。
彼女のやり方も、似たようなものかも知れません。
覚えるのが苦手という方は、参考にしてみてください。
このテーマパークのメンバーは、個性豊かで、ショーのセリフは、感情込めて間違えずに言えるけど、MCで自由に話すようになると、素の自分が出て、言葉がうまくまとまらないという人もいました。
個性って面白いですね、それをうまく行かせれば、魅力になりますね。
まとめQ&A
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?