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本が読めなかったらいふが感動して最後まで読んだおすすめ本

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むかしは本が読めなかったらいふですが、ある本に出会い感動して本のおもしろさを知り、最後まで本が読めるようになったおすすめ本たちを紹介していきます。小説、ノンフィクション本などをジ…
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2024年2月の記事一覧

本が読めなかったらいふが感動して最後まで読んだおすすめ本①

むかーし、昔自分が若いころにテレビドラマを見てプチ流行した役者さんが本をブックバンド(ブックストラップ)をつかって持ち歩く姿がかっこいいなぁ~っと思い本屋さんに出かけて表紙のおしゃれな本を探し何冊か購入していました。 しかし、買った本をいざ読もうとすると必ず2~3ページで睡魔に襲われ寝てしまうという、、、本が最後まで読めない病気?!くせ?があったのです。 こんならいふが今は多いときは月に5冊、少ない月は1~2冊程度本を読むようになりました。 こんな自分が今まで1000冊以

本が読めなかったらいふが感動して最後まで読んだおすすめ本②

おすすめ本の2冊目は、、、 2023年 - 『極楽征夷大将軍』で第169回直木三十五賞受賞を受賞した垣根涼介さんの小説です! ワイルド・ソウル (上・下)/垣根 涼介 (新潮文庫)ワイルド・ソウルは2004年に書かれた垣根さんの代表作で、 第6回大藪春彦賞受賞、第25回吉川英治文学新人賞受賞、第57回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞しています。 垣根 涼介さんの本はすべて読んでいますが、この小説は、垣根作品でも一番面白いと個人的には思っています。 作者

本が読めなかったらいふが感動して最後まで読んだおすすめ本③

おすすめ本の3冊目は、、、 ダークサイド系で有名な新堂冬樹さんの作品です。 忘れ雪/新堂冬樹 (角川文庫) 新堂冬樹さんはダークサイド系のジャンルを書くことが有名でそんな作品は黒新堂と呼ばれています。 しかし、今回紹介する作品は黒新堂ではなく新堂冬樹が初めて書いた恋愛小説の白新堂です ! 白新堂第1弾の忘れ雪は581ページの長編小説となっています。 最初この本を手に取るとちょっと分厚すぎて読めるかな?って思ってしまいました。 自分は小説を完読するのが苦手な人間です。 し

本が読めなかったらいふが感動して最後まで読んだおすすめ本④

おすすめ本の4冊目は、、、 小説ではなく勝手にわが人生の先生と思っている内田樹(たつる)先生のノンフィクション本です!! 街場の共同体論/内田樹 (新潮文庫)有名な自己啓発本などは結構たくさん読んだのですがあまりどれもピンと来るものがなく、なんとなくフムフムと思うだけの本が多かったのですが、 内田先生の街場の共同体論を読んだときは『 えっ!えっ!すごいっ! 』こんなに自分に刺さる本があるとは思いませんでした。 刺さるというより、昔から自分の中にあった細かい謎がすべて解けて