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JASマーク(日本農林規格)の種類

2018年(平成30年)にJASマークの見直しがあった。
2022年3月までは経過措置期間で旧マークも使用できる

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【JASマーク格付けの仕組み】
○格付けとは
JAS規格が決まっている食品で規格に適合していると判定することを格付けと言う。
適合していればJASマークを付けられる。

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○登録認証機関
認証業務をする第三者機関。
農林水産大臣に申請して登録認証機関として登録を受ける。
JASマークをつけようとする業者はここから技術的な基準(製造施設、品質管理、製品検査、生産工程管理等の体制)に適合していることを書類と実地調査で認証される必要がある。
事業者は認証されても定期的に調査を受けなければならない。

【マークの種類】
①食料品および油脂のJAS規格(普通のJASマーク
性状(色沢、香味、粘度など)、原材料、添加物といった、品質を決定する製造方法、製品の成分の品質基準、表示基準を定めている。
品質によって等級を定めているものもある。
②有機JASマーク
有機食品の規格。生産方法が決められている。
このマークがないものに有機やオーガニックの名前や紛らわしい表示は出来ない。
③生産情報公表JASマーク
このマークがついている商品は、事業者が識別番号ごとに生産情報を正確に記録・保管・公表している。
消費者は店頭表示・ネットなどで生産情報を入手できる。
④生産方法についてのその他のJAS規格
生産方法についてのJAS規格は、熟成ハム類、熟成ソーセージ類、熟成ベーコン類、地鶏、手延べそうめん、人口種苗生産技術による水産養殖産品などに制定されている。

試験まであと9日。




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