飲めるハンバーグとか、危険すぎな件
ちらっと見かけたニュースを読んでいましたら、
コメント欄にビックリしてしまい、
思わず記事にすることにしました。
簡単に概要をまとめますと、
生焼けのレア状態のハンバーグを食べて、
O157の食中毒が発生したということです。
「生焼けのハンバーグを食べてはいけない」
ということを知らない人が
まさか、こんなにいるとは・・・と
ビックリしたわけです。
コメント欄を見ていると、
どうも、最近流行っている「さわやか」という店のハンバーグが
レア状態で提供されているんですかね、
そのまねをして、他の店がやったら
食中毒が出たということのようです。
「さわやか」という店が
どのくらい衛生管理に気をつけているのか分かりませんが、
基本的にハンバーグというのは、
ステーキと比べると、
圧倒的に「菌だらけ」だと思ったほうが良いです。
この仕組みは、特に複雑なものでもないのですが、
どうも、
「ステーキはレアでも食べられるんだから、
ハンバーグもレアでもいけるんじゃないの？」
と勘違いしている人が多いのかもしれません。
しかしこれは、肉の種類が全く違うわけです。
ステーキというのは、成型肉ではありませんから、
菌は、ステーキの表面だけについています。
（将来的に、動物の体が根本的に弱った場合
どうなるか分からないが、今のところは・・）
なので、
ステーキを食べる場合、
ステーキの表面には菌が付着していますが、
ステーキの内部までは菌が入り込んでいないため、
ステーキは表面と裏をよく焼けば良い、
ということになります。
（※成型肉になると、全く話が別になります。
以前、成型肉のサイコロステーキのようなもので
食中毒を出したチェーン店があり、潰れています）
しかし、ハンバーグというのは、
基本的に、ミンチ状になっていますよね。
この、「ミンチにする」という状態のときに、
本来は、肉の表面についていたはずの菌が、
ミンチの工程で、
肉がかき混ぜられるので、
菌も、肉の内部に入り込んでいくわけです。
つまり、ミンチ全体に菌が広がるわけです。
ということは、「全体的に焼かないとダメ」ということになります。
このことを知らない人が多いのかもしれませんね。
「ステーキは生でも食べられるんだし、
ユッケだって生で食べてた人もいるし、
ハンバーグが生でも大丈夫でしょ！」
と思っているのかもしれませんし、
まして、生焼けハンバーグを提供している店があるとなると、
「店が生焼けで出してるんだから、生焼けでも大丈夫だろう」
という、
なんといいますか、バイアスがかかるんですかね、
本当はダメなんだけど、大丈夫な気がしてしまう、
しかし、ユッケは、
すでに食中毒で死亡事故が起きており、
提供が禁止されるようになっています。
それでもなぜか、生状態で
提供しているところがあるのか、
近年でも「鶏のユッケ」などを
出している店があると聞いたことがある気がしますが、
鶏なんていうのは、
さらに危険な菌がおりまして、
カンピロバクターですね、
カンピロバクターがものすごく危険です。
美味しく栄養もある鶏料理ですが、例年、飲食店や施設、ご家庭で、生の鶏肉や加熱不十分な鶏料理、鶏肉や調理器具の不適切な取扱いにより二次汚染された食品を原因とした、カンピロバクターによる食中毒が多発しています。
農水省のサイトを見ますと、
圧倒的に8月の食中毒発生件数が多いですが、
やはり、暑いので、菌が増えてしまっているのかもしれません。
ただ、「8月以外は大丈夫か」といったら
カンピロバクター食中毒は一年を通して発生していますので
「夏じゃなかったら大丈夫だ！」という話ではないようです。
とくに、鶏肉によるカンピロバクター食中毒は数多く発生している 「鶏たたき」や「鶏刺し」など“鶏肉の生食”をやめれば、リスクは大きく下がる 「新鮮だから安全、生でも食べられる」は間違い
基本的な衛生知識ですので
一度は目を通しておくことをおすすめします
５日程度で回復するとされ、死亡例は極めて少ないものの、一部の人は感染後にギラン・バレー症候群を発症すると考えられています。手足の力が入りにくくなり顔や体の筋肉が麻痺します。呼吸に関係する筋肉に麻痺が起きると人工呼吸器をつけざるを得なくなることもある深刻な病気です。
「顔の筋肉がマヒしてしまった」という人が
最近、海外の人や日本の芸能人などでチラホラいるような話を聞きますが、
もしかするとこういうもの（鶏の生肉）が影響している可能性もあります。
こうした重篤な後遺症が残るだけでなく、
少ないといっても死亡例もありますので、
鶏の生肉は絶対に食べないようにしてほしいところです。
今回の生焼けハンバーグの話に戻りますが、
もともと「O157」という菌は、
アメリカの、ハンバーグチェーン店食中毒事件で発見された菌です。
両親は慌てて娘を病院へ。
あまりの痛さに泣き叫ぶブリアンナ。しかし、この病院ではもっと奇妙なことが。
なぜか同じような症状の患者が何人も運び込まれていたのだ。
患者の便を調べると、検出されたのは...腸管出血性大腸菌「O157」だった。
「O157」は激しい腹痛に下痢を引き起こす最も恐ろしい病原性大腸菌の1つ。胃酸の中でも生き残り、大腸、そして他の臓器へと広がり合併症を引き起こし死に至る事もある。
元々、「O157」は今から36年前、アメリカ大手ハンバーガーチェーンの肉を感染源としたとされる集団食中毒により初めて発見された。
ここに詳しく書いてあるように、
O157という菌は、
ハンバーグの中から何度も発見されている菌なのです。
このO157というのは、
腸の中などに存在している、
いわゆる、大腸菌なんですね、
ちょっとばっちいやつです、
腸管出血性大腸菌 O157は、主に牛の腸内に生息している細菌です。
特に加熱が不十分な食品は注意が必要です。
家畜の糞便や汚染された肉から「二次汚染された食品」過去にはサラダや白菜漬け、井戸水など様々な食品や食材による事例があります。
それがなぜ、
アメリカのハンバーガーチェーン店のハンバーグに入り込むかというと、
まあ、理由は正直、分かりません、
考えて推測できるのは二点です、
・屠殺の過程で、汚染されてしまった
・腸なども一緒くたにミンチになった
このどちらかですね、普通に考えて・・・
なので、ミンチ肉というのは、
ステーキ肉と比べると、
圧倒的に「汚染度の高い肉」と言えます。
私は正直、
ハンバーグや、ハンバーグを使ったハンバーガーを食べるくらいなら、
ステーキや焼き肉、唐揚げのほうが圧倒的にマシだと内心思ってます、
なので、ハンバーグは、普段はほとんど食べません。
食べるとしたら、
街の歴史ある洋食屋さんとか、
ハンバーグ専門店とか、
きちんと調理が出来るお店でしか食べません。
あとは、自分で、ぺたんこにして焦げるほど焼くかです。
（野球ボールのようなボリュームのあるハンバーグは、
オーブンなどで時間をかけて加熱しないと
正直、内部まで火が通らないと思ってます）
「O157」などの大腸菌が出すベロ毒素は、青酸カリの5000倍の毒性を持ち、赤血球や血小板を破壊していく。
このベロ毒素は分子構造上、大腸から腎臓や脳に移りやすく急性腎不全や急性脳症を引き起こす。
また下痢止めを飲んだ事も、溶血性尿毒症になった原因の1つ。
薬で腸の動きを抑え便の排出を止めること。
つまり、毒素も排出しなくなってしまったのだ。
腎臓が機能しなくなると血液を作り出せなくなり、老廃物を排出できなくなる。ブリアンナはキレイな血液を循環させるために透析が行われた。
O157で、
急性腎不全や急性脳症を起こすということで、
かなり怖いですね。
最近、「腎不全」になるものが多くて
正直私は、これは陰謀論だと思ってるくらいで、
みんなを腎不全にして、塩分が取れないようにして、
塩分で体を治させないようにしているのではないか、
と陰謀論で推測してるところなんですけど、
腎不全になってしまうと、
塩分とカリウムのバランスが崩れたり、
高血圧になってしまうのではないかと自分では思っていて、
コロナ禍以降、
若い人がかなりの高血圧になってしまう事例が多発しているらしく
明らかに腎臓に何か悪さをしているなと思うんですよ、
これは猫コロナなんかでも
腎臓が悪くなるらしいので
何か同じようなものなんですかね、
とにかく、気をつけないといけないところです。
まあこれは、医学の最先端にいる
心ある研究者の人たちが解明してくれると思うので
そういう人たちが解決してくれるのを待ちましょう。
とにかく、そういうことなので
「飲めるハンバーグ（生焼け）」なんて論外であって
「さわやかで提供してるんだから大丈夫だよ」とかいう人もいますが
いくら、何しても売れないからって
変なムーブメント起こそうとしないでほしいなと思います。
飲食店が不振になる原因は
・おいしくないから
・店が汚いから
このどっちかなので
食パンに生クリームを塗りこむムーブメントとか
生の鶏肉を食べるムーブメントとか
生のハンバーグを食べるムーブメントとか
そういう変なムーブメントに飛びつかないように気をつけてください。
（テレビでムーブメントを煽って
短期的に荒稼ぎしようというような人もいますので
変な宣伝に乗せられないように気をつけてください）
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