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レゴをつかって家族でたのしめる二人用ボードゲームを作ってみた(費用はゼロ)

先日、「ボードゲームって自作すればいいのでは?」という記事を書きました。

ボードゲームを自作しようと思ったのは、お金の節約という面もありますが、なによりも楽しそうだからです。

それに、作ろうとするボードゲームによっては、意外と簡単につくれそうだと思いました。

選んだボードゲームは「ガイスター」というもの。

「ガイスター」を選んだのは、「16個のコマとボード」だけと、とてもシンプルな構成だからです。

ボードは家にあるものを使ってつくればよいと考えたので、あらたに必要なのは16個のコマでした。

最初に考えたのが「ペットボトルのフタ」です。

しかし、日常的にペットボトルを買っておらず、16個のフタを集めるためにわざわざ16本のペットボトルを買うのは気が引けました。

また、ペットボトルのフタのような丸い形状だと、コマの前とうしろを判断するのが難しいと思いました。(ガイスターのコマのうしろには、青と赤の印がついており、これが良いオバケ、悪いオバケを判断する大切な印となっています)

そこで、ちょうどよいコマをさがすために、ダイソーにいってきました。

費用をそれほどかけたくなく、100円で商品がたくさん入っているものを探しました。

まず目をつけたのが、文房具コーナーにあった「マグネット」。

ただこれも、ペットボトルのフタとおなじように形状が丸いため、どの方向がコマのうしろなのかの判断がむずかしいので、あきらめました。

つぎに発見したのが、工作コーナーの「木のブロック」。

1つに8個入りなので、2つ買えば16個のコマをつくることができ、なによりもコマっぽいです。

しかし気になったのが、木目がそれぞれのブロックで違うこと。

下手をすれば、プレイヤーが木目をおぼえてしまうと、良いオバケと悪いオバケの見分けができてしまいます。

木目がわからないように色をぬるのか、はたまた、コマのうしろの印をつけかえ可能にするのか。

うーん。

考えがまとまらなかったので、一度帰宅することに。

家に足を運ぶあいだも、コマにするものについて考えをめぐらしていると、アイディアが降りてきました。

「そうだ、レゴのブロックを使えばいい!」と。

いざ気づいてしまうと、なぜ最初から思いつかなかったのか不思議です。

家のなかに、同じ形のものが16個もないと思いこんでいたからでしょうか。

さっそく家にかえって、レゴブロックをひっぱりだしてきます。

ぼくが持っていたのが「ツリーハウス」のレゴ。

残念ながらこのレゴは、一般的な「レゴのブロック」よりも薄いパーツが多く、コマにするのが大変そうでした。

それでも、同じ形のパーツを探すのが、なんだか楽しくなってきました。

すると気づいたのが、16個も同じ形状のパーツがそれほどないということ。

あったとしても、単体としてはコマを形成するのが難しい小さなパーツでした。

そこであらためて考えてみると、二人のプレイヤーのコマが、それぞれ別の形をしていても問題ないと思えました。

つまり、8個の同じ形のコマが、2セット分あれば良いということになります。

そこでレゴのブロックをさがしてみると、同じ形をした8個のレゴブロックがいくつかありました。

それらを組み合わせてコマをつくります。

完成したのがこちら。

茶色のコマが木のようで、赤いコマがなんだか変な生き物のようです。

コマを持ちやすいように、持ち手にこだわりました。

本家のガイスターでは、良いオバケには「青」、悪いオバケには「赤」の印がついています。

対して自作したものは、良いコマには何も貼らず、悪いコマに「銀色」のマスキングテープを貼りました。

ボードにはハンギングフォルダーなどでよく使われる「個別フォルダー」を採用。

ものさしとボールペンを使い、1マスの縦横の長さがそれぞれ5cmのマスを、6x6で描きました。

以下が完成図。

妻とさっそく自作したボードゲームで遊んでみましたが、ルールも簡単に覚えることができ、妻も楽しんでいました。

実は最初「カルカソンヌ」が気になり、自作してみようと思ったのですが、タイルでデザインが多彩で自作すると骨がおれそうなので、いったん保留にしました。

また、ボードゲーム作りたい熱が湧き上がってきたときにあらためて考えたいと思います。


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