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夫婦で『現代語訳 般若心経』を読みきった 読書会#2

バレンタインデー、今年は趣向を変えて、夫婦でドーナツを食べにいくことにした。

向かった場所は家から徒歩20分ぐらいにあるミスタードーナツ。

前回は食卓に座って読書会をしとても眠かったので、今回は歩きながらの読書会することになっていた。

なので、ミスタードーナツまでの道すがら本について話し合うことにした。

前回は『現代語訳 般若心経』の前半部分を読み終えたので、今週の範囲は後半部分だった。

さっそく歩き出すと、二人とも肝心の本を忘れていることに気づいた。

ドーナツで頭がいっぱいで、うっかりしていた。

仕方がないので、記憶の中にあるものでディスカッションをした。

そもそも、般若心経をとても簡単にまとめると以下のようになるのでは、と二人で意見を出し合った。

・人生の苦しみは「私」という概念からきている。

・そもそもすべての出来事は、無限の関係性の中で常に変化するものなので、本来「悩み」というものは存在しない。

・そういった状態(空)になるためには、お経(般若心経)を唱えることが必要。

・お経の意味を知る必要はなく、「響き」にこそ意味があるので、ただお経の「響き」をいのちで受け止めるだけでOK。

そして、個人的に面白いと感じたところは「成長」という言葉でさえも、仏教的な視点でみると、普段思い描いているものとは違う側面が見えてくることだ。

仏教的に「個人の成長」は、何かを経験することや、新しい知識を覚えることではなく、「空」をいかに実感していくかだ。

これはいままで考えたこともない視点で、一般的と思われている常識に、いかに自分がとらわれていたかということを知ることができる。

スキルアップやお金を得ることは、生きる上では大切だが、大切なのはそれらだけではないということを教えてくれた。

ミスタードーナツに到着し、ぼくと妻で、お互い5個ずつドーナツを頼んでいいことにした。

個人的に、ポンデリング、チョコファッション、ゴールデンチョコレートは最強の3コンビだと思っているので、それら3つと、エンゼルフレンチとBBQフランクフルトというパイを頼んだ。

パイは始めて食べたのだが、生地のサクサクとした食感と、味のクオリティーの高さに驚いた。

妻はドーナツ1つの代わりにカフェオレを注文し、それな手があったのかと、決めたルールでさえも常に変化しており、固定的でないと思った。

二人ともお腹いっぱいドーナツを食べ、満足感が高かったので、「毎年バレンタインはミスタードーナツ」と決めた。(もちろんこれも変わるかもしれない。)


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