コロナ感染記⑧(宿泊療養3日目)

■3日目朝

・マスクはやはり必要か

昨日結構早く寝たせいか、この日は寝坊しなかった。
LAVITA入力せい!という叱咤が朝から胸に沁みる。
マスクをせず寝たせいか、少し喉の痛みが出ている。
風邪を引いた時の痛みというよりかは、乾燥した痛み。
今日はマスクして寝よう。
日毎に変えるには持ってきた数が少なかったかもしれない。

・普段パンなんか食わないくせに

昨日食べられなかった朝食。実はちょっと楽しみにしていて、もしかしたらパン食かしら?などという淡い期待は秒で打ち砕かれる。

漬物のところ、プチトマトにしてくんねえかな・・・。明太子のとこでもいいや。

夕方来るであろう差し入れだけを心の支えに、午前中を過ごす。
職場の上司から電話かかってきた時、YouTubeでおもっきりsora tob sakana垂れ流しててちょっと焦った。

■3日目昼

・永谷園に恨みはないけれど

カニ玉丼・中華丼・天津飯・あんかけ丼、それぞれの違いを述べよ

カニ玉をカニ玉たらしめているものは一体なんなのか。
カニなのか、あんかけなのか、卵なのか、それとも米なのか。
永谷園の広東風カニ玉、そこに全ての答えがあるのだろうか。
町中華で飲ろうぜのTwitterにも送ってみよう。

そんなことを考えていたら、入居時に持ってきた補食が空っぽになっていた。アーメン。

■3日目夜

・この思い、届け!ハルケギニアに!

届いた、届いたよ。差し入れが、全てがすべてが完璧。
みかんが、みかんがうまい。
カレーメシが、カレーメシがうまいよ!

いいかい学生さん、 ミカンをな、 ミカンとカレーメシをいつでも 食えるくらいになりなよ。 それが、人間 えら過ぎもしない 貧乏過ぎもしない、 ちょうど いいくらいって とこなんだ。

この頃の美味しんぼは良いこといっとるで、ホンマ。

照焼きソースがかかっているであろう物体、結局何かわかりませんでした。



いつか鳳凰卓で打つ、その日のために、みなさまの愛をお待ちしております。