映画E.T.レビュー

子供のころに、2回目の劇場公開を観に行って以来の視聴になります。

本編では、母親以外の大人は全て素性を明らかにしないほど、念のこもったファンタジー作品。

敬意を表して、ここに忠実再現することを誓います。

なおネタバレ含みますので、要注意。

物語は、とある小高い丘にある森の中に鎮座まします崎陽軒のシュウマイから、相反した食欲を削ぐような触手が蠢くところから。

植物にヌメヌメとまとわりつき、その様子はカメラマンも及び腰。引きでの撮りでワザとボカすアメリカンポルノスタイル、花瓶が邪魔で肝心なところが見えません。

何やら謎の集団も触手を探している模様
それに気づいたか横浜に到着したかシューマイは触手の一部をガイアに残してまさかの離陸。唖然とする謎の集団からカメラをパンすると、小高い丘の麓に広がる碁盤の目のような平安京。

主人公エリオットはその平安京に住む箸にも棒にもひっかからない冴えない小人
母親は夫と別居中で兄と妹、その他にもう一人を匂わせる、ここはサーカス小屋かと疑う家族構成。

ある夜母親に隠れてダイヤルQ2にふけっていると、裏の物置に何かの気配
見に行き試しにボールを投げるとピタゴラスイッチで帰ってきて驚愕

一度はイモを引くも、再び見に行くと隣にあるとうもろこし畑から、なんとなんと学校でのあだ名が角煮、の小林少年登場。
あだ名の通りか東洋人だからかエリオットの目からは百歩譲っても焼豚、どう見ても角煮にしか見えない小林少年に、挨拶がわりの腹パン一閃
小林少年苦い世界戦デビュー

状況証拠から小林少年は、シューマイに乗り遅れた触手の成れの果てとのことが分かり始めるエリオット

ホントは東洋人を差別しているにもかかわらず、本番中は友達を装うエリオット
社交界経験が無い小林少年、苦し紛れの発光。

母親以外の小人にはエレファントマン待遇のお披露目
こんな奴の国が戦争仕掛けてきたのか、との嘲笑に小林少年、空に向かって明智せんせーい!!

この頃から謎の組織がエリオット宅のダイヤルQ2をハッキング
不正利用により電話料金バカ上がり
この頃から母親、路頭に立つ。

しかし差別を受けながらも、小林少年、故郷からずっと撒いてきた少年探偵団バッジが発見されるのを激しく望むようになる 

物語は、プリンが食べたくなったころ、小林亜星のパッチをつけたバイカー集団とクークラックスクランが小林少年の居場所を特定

偽善者エリオットと兄弟たちは、小林少年を何とか逃そうとする

路頭に立つ母親を小林少年がジャパニーズ円で買い、1発逆転を図ったそのとき、KKKがついにエリオット宅に乗り込んでくる

踏み荒らされる家、小林少年バイアグラ急性中毒により昏睡、命の瀬戸際に
しかし古来より花を愛でる民族特有の都合の良い歴史認識により蘇生

リハーサルでは目も合わせない偽善者エリオット、小林少年を自転車の籠に乗せて逃走。KKK、小林亜星バイカーが追う。

6段変速ギアが唸る!
ドロップバンドルが曲がる曲がる!

しかしとうとう追い詰められ、万事休すかと思われたその時、小林少年の、お前らもユダヤ人じゃねーか!!の暴言に一同バッドトリップ。
ユダヤのラビの祈り虚しく幻覚の共有

どさくさ紛れにエリオット、小高い丘に到着!
すると空から兄弟船の音楽とともに、第五福竜丸が迎えに到着
小林少年、別れ際のエリオットに抱擁するフリをしてサミング、一矢を報いてビキニ環礁に帰ったのでした。。

ハウス加賀谷

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