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宇都宮のシェアハウスが盛況~2020年6月 新型コロナ渦中~

この記事はブログリレー「 #新型コロナ時代のシェアハウス 」として書きました。他の記事もぜひ読んでください。

宇都宮のシェアハウスが盛り上がっている。2020年にシェアハウスは2軒増えて合計4軒になった。新しいシェアハウスには続々と入居者が増え、シェアハウス間での交流(時にオンライン)も増えてきている。さらにシェアハウスを始めたいと活動している人が数名控えている盛況ぶりだ。

新型コロナウィルスの話題があふれる中、「シェアハウスをオープンした」と話すと必ず、「新型コロナ渦中のこんな時に大変ですね」と心配された。新型コロナウイルス感染症の予防対策として、人と人との一層の距離が求められる時代に、人が集うシェアハウスのリスクを心配してのこと。確かにシェアハウスの魅力でもある不特定多数の人が集まるイベントを開催できないし、一人暮らしをした方が感染リスクは低いのは確かだ。

そんな環境にも関わらず、新型コロナを理由に退去する人は居ないし、同時期にオープンした隣のシェアハウス「NEXT DOOR」には緊急事態宣言解除を待っていた人が入居し、8部屋が埋まりつつある。
入居理由はそれぞれではあるが、新型コロナ渦中で在宅勤務やオンライン授業で自宅で過ごす時間が増えたことで、充実した住環境と住人同士の交流を求める人がシェアハウスに集まったように思う。

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会社や大学の他、図書館などの公共施設をはじめとしたオープンな交流の場が制限される一方で、家族や友人同士のクローズドなコミュニティの結束が高まる結果をもたらした。

地方都市では都心と比較して家賃が安く、価格訴求型のシェアハウスが成立しにくい環境にあり、宇都宮でもこれまではシェアハウスのニーズは低く抑えられてきた。しかし、この数年はシェアハウスというライフスタイル自体の魅力が全国的に広く評価されていることを感じる。

宇都宮のシェアハウスは先駆けとなる「KAMAGAWA LIVING」が長く地域の交流の基点として存在している影響で、地域住民から好意的な印象を持たれている特徴があり、拡大していくにも追い風となりそうだ。新たに下記のようなコンセプト型のシェアハウスのプロジェクトが立ち上がっており、こちらにもぜひ注目してほしい。

かぴばらハウス 宇大女子学生向けの空き部屋シェア
EngineerMix ITエンジニアが集うシェアハウス
宇都宮のシェアハウスはこちらより(ひつじ不動産)

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