『拝啓、私から夢を奪っていく皆様へ』

拝啓、私から夢を奪っていく皆様へ

どうか忘れないでほしいのですが、私にとって、あなた方に存在価値はありません。
あなた方は、私にとって、夢を奪うことしかできない存在なのです。
ただただ漠然とした毎日を生きているのでしょう。
つまらない、人様に胸を張れぬ日々を過ごしているのでしょう。
それを、あなた方がただただ地面を這っていればいいものを、
なにを気迷ったのか、こうして誰かに暴力をふるっているというのは、
どうも、あなた自身の存在価値が薄れていっているように思えます。
匿名性に訴えたそのナイフをちらつかせる卑怯者は、誰かを殺したときに
「殺すつもりはなかった」などと言って逃げるのでしょう。

どうも、皆様におかれましては、ただただ日々を無駄に過ごし、
どうしてこうなってしまったのだと後悔をしながら、ただただ
死んでいってくださりはしないでしょうか。
どうか、きっと私のような人間とは関わりのないでしょう卑怯者の皆様の、
誰にとってみてもつまらない、そんな人生を無為に過ごして消えていってもらえませんでしょうか。

卑怯で下劣で知性の欠片もございません皆様には、この言葉を理解できるとは思えませんが、
どうか、ひっそりと、生きていたことを後悔しながら、死んでいってください。

それだけが、私の願いです。
夢を奪われた、私からのただひとつの願いです。

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