命の価値はサイズに比例する

命の価値はサイズに比例する。ずるい例を挙げよう。


あなたは道を歩いているとき、蟻を踏んだことはあるだろうか。当然、あるだろう。それが意図的であろうがなかろうが、踏んだことのない人間などいないだろう、というのはなんとなく分かるんじゃなかろうか。

では、道を歩いている子どもを道路に突き飛ばしたことは?



・・・とてもずるいだろう。私自身、書いていながらそう感じた。

しかし、意外とこの法則(と表現するのが正しいかは分からないが)は該当することが多く、例えば、「雑草と巨木」ならば「雑草」のほうが価値が低く、「ネズミと象」ならば「象」のほうが貴重に感じるだろう。

人は、大きなものに神秘や価値を感じる。どこまでも広がる青い海や、神々しく光る太陽に、そういった感情を感じたことはないだろうか。そういった(恐らくは心理学的に適切な名前がついているであろうこの現象)ものが作用していることもあって、命の価値というのは、どうも単純なスケールで測れるように思えるのだ。

この駄文を考えの整理と称して投稿する。

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