ボカコレ2023夏楽曲解説

どうも。放浪癖あらため長谷川迷子です。

ボカコレ2023夏に出した楽曲の解説です。無粋。

↑コレ

「わたしの夢はきっと叶うのだけれど、そこにはきっとあなたはいないんでしょうね」というタイトルについて


タイトル「わたしの夢はきっと叶うのだけれど、そこにはきっとあなたはいないんでしょうね」についてです。

原案は『「わたしの夢」というのは漠然としていて、どうしても遠くに光る星のように感じてしまうのだけれど、それに届いたときには、いまこうして一緒にいるあなたとは同じ景色を見ていないんでしょうね。』。長すぎたので削りました。

意味としては原案通りです。また、今回の曲はボカコレをテーマにした楽曲になっています。


自語り。自分にとってのボカコレ。


わたしはボカコレに対して良いイメージを抱いていません。前回ゲロクソに病んだから。別にボカコレは悪くないんだけどね!!(ここはとても重要、俺が勝手に病んだだけ。)

TLでは自薦や相互リストインで再生数を稼ぎ、それがさも当然化のような顔をしていて…。といったすがたがどうしても醜く感じてしまい、けれど自分よりもそういった人のほうが数字をとっていて、なにが正しいのか分からない…。というので毎回「なにが正しいのか」「自分は正しくないんじゃないか」と涙を流しています。臆病な自尊心。

今回はそんな自分からみたボカコレを曲にしてやろう。ざまあみろと馬鹿にして死んでやろう(ランキングに乗ることもなく埋もれていくことの意)と思い楽曲を製作しました。わたしは弱いから、恨みでしか言葉を綴れない。

詩について

わたしの夢はきっと叶うのだけれど、そこにはきっとあなたはいないんでしょうね

ねえ、おはよう!今日はきっとたしか、はじめましてから4度目のお祭り!
あのとき、とうに全てを諦めていた私だけれど、どうしてかな?ただ盲目に走ってきたら。
こんなところにまで来てしまったね!ああ、けれど、あなたはきっともういなくなってしまうんだよね。

私は知っているよ、あなたはきっと望んだ未来を手に入れることができなかったのでしょう。
だからきっと

次こそはって!次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の
次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の次こそはって!
命も私も紡いできた物語も、そのすべてを捨ててでも!きっと行ってしまうのだろうね。

ねえ、見て!あの輝かしい星たちを。みんな、あそこを目指している。
星の下には醜い馴れ合い、エゴ、自分だけが幸せであろうって綺麗なダチュラ。

あはは、私がそう笑って声を出してしまいましたら、あの人たち、目の色を変えて私のことを殺しに来たの!

なんて滑稽なんだろう、なんて愚かなのだろう!そう思いながら私はナイフをこのか細い喉に突き刺しました!

ここが、あなたの、死に場所です!だって私はもう逝くから!
わたしが見れないあなたなんて、わたしにはなんの価値もないのだから!


↑歌詞です。

さきほどの自語りを読んでくれた方には「ボカコレを揶揄した言葉」にみえてくるのではないでしょうか。
見えてこない?ごめん・・・。

「わたし」がここでもがき続けて、いつか「放浪癖(長谷川迷子)」として輝く星に辿り着いたとき、どうせ醜いあなたたちは私を捨てていて。転生して次こそはって!輝く星に後ろめたさを感じることもなく手を伸ばし続けるのでしょうね。なんて滑稽!

といった感じの言葉です。改めてみるとひどいな。
あくまで自分だけの思いなので、嫌うならわたしだけを嫌ってください。不快になったのなら謝罪もします。申し訳ない。

ただ、わたしはずっとこう思い続けるし、もしあなたが次の次の次の次の次の次の次の次の次の次の次に行ってしまうのなら、わたしはここからあなたのことを嘲笑い続けます。そんな感じでした。


ボカコレ感想



たのしかった。最初から「リスナーとして楽しむぞ!」と決めていたので、気が楽だった。「どうせ誰も見てくれないだろうな」と若干諦めていたこの楽曲も多くの方に見ていただきとてもうれしかった。ありがとうございます。



長谷川迷子になっても、恨み言しか言えないのかなぁ。そろそろ幸せな言葉とか言いたいんだけどなぁ。



おまけ


この曲はずっとノイズが流れているのですが、それはとある没曲のポエトリーです。
せっかくなので載せます。


呪いとともに生きていく

いつも思ってたけどみんななにかがおかしいの
禁忌に触れたみたいな顔してる

「ああ分かったな」、みんな大人(もの)になっちゃったんだ
まともな大人(もの)になるにはあなたはもういちゃいけない
声が変わったキャラクターや、人が変わったあなただって
ぽつり呟く「もう十分でしょ」

音が聴こえない聴こえない聴こえない聴こえない
なにも見えないし感じない味も匂いもなにもかももうなにもなにもなにもなにも
あの日見てた景色音楽聴いた声その情景のすべてがもう亡くなっちゃった

どこか遠くへ連れてってよ
千年後にはいないんだからさ、どうせ。
ロミオも夢はとうに死んじゃった
ねえ、どうせ救われないんだから。

ずっと感じてたんだけど。
禁忌に狂れてしまったのかも、わたし。

ああ、子どもは一人だけ。
まともな人にはなれなかったね。
声の変わらない録音や。成長しないわたしはさ。
ぽつり呟く「あと数分でしょ」

声が届かない届かない届かない届かない
なにも見えてないし感じない、すでに壊れたロボットなんだ

どこか遠くへ連れてってよ
千秒後すらわからないからさ
ジュリエットもすでに諦めてるなんて
ああ、どうせ救われないのかもな。

救われないのかもな。

届かない届かない届かない届かない
呪いみたいに闇に塗れてる
届かない届かない届かない届かない
あなたの声はもういらないから

どこか遠くへ連れてってよ
千光年でも構わないから
わたしは目を閉じたりはしないだろうから
「あなた」って「呪い」とともに生きていくから。

「あなたって呪いとともに生きていくから。」

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