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養生訓 巻第七 用薬 鳳凰堂流解釈㉟


原文を現代文に改変

又曰く、藥を煎ずるに砂罐(かん)用ゆべし。やきものなべ也。

又曰く、人をえらぶべし。云う意は心謹信なる人に煎じさせてよしと也。粗率なる者に任すべからず。

鳳凰堂流意訳

又薬を煎じるには砂罐、やきもののなべを用いるとよい。

又人をえらぶべし。その意味は心が慎み深く、信仰に厚い人に煎じさせる方がより良いということ。粗骨な人に任せてはいけない。

鳳凰堂流解釈

焼き物の鍋、煎じる人など、今では難しい事が書かれていますが、

俯瞰してみると、飲む人と作る(煎じる)人の心の加減が作用の一端を担う事が伺えます。

このように書くと怪しく思われる人もいるとは思いますが、心は顕在意識の有り様。

顕在意識が潜在意識と繋がると、集合的無意識にも通じやすくなり、、、

更に怪しくなるので講釈はここまでにしておきます。(鳳凰堂流)

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