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養生訓 巻第四 慎色慾 鳳凰堂流解釈③

原文を現代文に改変
若く盛んなる人は、殊に男女の情慾堅く慎んで、過ち少なかるべし。慾念を起こさずして腎氣を動かすべからず。房事を快くせんが為に烏頭、附子の熱藥を飲むべからず。

鳳凰堂流意訳

若く盛んな人は、特に男女の情慾が強い為慎んで、過ちを少なくすべきである。

慾念を起こさず腎氣を動かさないようにすべきである。

房事を快くしようと烏頭、附子の熱藥を飲んではいけない。

鳳凰堂流解釈

若気の至り。血気盛んな男性は妄りに腎精を出しやすい事を戒めています。

烏頭や附子は下腹部に熱を持たせる生薬。
使い方には注意が必要。

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